株式会社プラッツ
株式会社プラッツは、1992年に設立されました。現在、医療・介護用ベッド、マットレス等、ベッド周辺機器の製造販売を行っています。
製品作りにおける3つの強み「高品質・高機能・低価格」
高品質:同社工場による徹底した品質管理
同社では、国内入荷時の基準に基づく定期的な検査実施と、製造現場へのフィードバックによる品質の維持向上を実現しています。
高機能:お客様の声を形にした商品企画・開発
業界初の取り組み
〇病院色をなくすため、2001年レンタルベッドのボードに木製を採用
〇フレーム色は白ではなくブラウン、現在は業界標準に
〇メガネや薬を置ける宮付のヘッドボード
低価格:低コストでの開発・生産ノウハウ
(1)人件費が安価な海外(ベトナム)での生産
(2)お客様の求める機能に絞って仕様を決定
(3)試験研究や設備投資にコストをかけずに商品化
食事介助を効果的にサポートする医療施設用電動ベッド「アスピーノ」
「プラッツ」初の液晶手元スイッチを搭載
独自の背上げ「ハイバックサポート機能」で、導入施設の食事介助や、摂食嚥下リハビリテーションをサポートしてきた「P300シリーズ」に、垂直昇降機能や、同社初の液晶パネル付き手元スイッチを搭載し、利便性をさらに高めています。
「誤嚥(ASPIration)をさせない(NO)看護をサポートする」という思いを、「アスピーノ」という商品名に込めています。
プラッツの原点
同社は、1996年から、医師を父に持つ現会長の福山明利氏によって、主にベッドを扱うメーカーとして展開をはじめました。
当時の介護ベッドは数十万円と、非常に高額でした。
「これでは、子や孫がお年寄りに買ってあげられる金額ではない。せめて10万円位にできないか?」という社長の強い思いから、試行錯誤をした結果、当時としては破格値の99,800円でPKB-3シリーズを世に出したことが、同社の原点です。
同社は、同社の使命を、「ご利用者様には常に感謝の気持ちを持ち、介護ベッドを『安全』に、『快適』に利用していただく事」であると考えています。
「どんなに高性能でも一般の人が買えない価格では意味が無い」。同社は「一生懸命」に高品質と低価格を追い求めています。
もっと寝心地のよいベッドにできないか
1種類のマットレスでは、利用される方によっては硬いと感じられたり、また逆にやわらかいと感じられたりします。
同社の自立支援電動ベッド「ケアレット」に使用するマットレスは、3種類から選べるようになっています。3種類展開で、一番ソフトな、「エルダーサポートワイドマットレス」、標準的な硬さで幅広い体重に適応した、「ポケットコイルマットレス」、そして少し硬めの「硬質ウレタンマットレス」があります。
また、ボードタイプもそれぞれ宮付タイプ、フラットタイプの2種類から選べるようになっています。
使用される方に合った商品を選んでいただきたいという想いから、ケアレットシリーズは誕生しました。
中期経営方針・戦略
①国内販売体制の強化
・医療高齢者施設市場の強化と福祉用具流通市場のシェア拡大
②製品ラインナップ、事業領域の拡大
・マットレスなどベッドの周辺機器のラインナップ拡充
・医療高齢者施設向けベッド及び周辺機器のラインナップ拡充
③生産性の向上・業務効率アップによる製品コストダウン
・既存商品の継続的なコスト削減と新商品の開発コスト低減
④海外市場の強化
・海外向けの医療用ベッドの販売体制づくり
⑤環境変化に適応した体制作り
・新型コロナウイルスの感染拡大などに対応した組織体制づくりを推進
創業の精神/一生懸命
「我々は、常に公正と創造と改革の精神を以って、お客様の満足を目指し、自己の幸福と夢の実現、社会に貢献できる企業に成長発展する」
プラッツの企業理念
「医療介護・健康福祉・ベッド業界に対し、『高品質』『高機能』『低価格』をテーマにした製品作りに徹し、お客様に満足と喜びを感じてもらうことを最大の目標に、恒久的に社会に貢献するものである。」
一.プラッツ経営の基本姿勢
●常に「公正」であるか。
●常に「創造」しているか。
●常に「改革」しているか。
一.プラッツ社員の行動規範
「プラッツ社員は常に謙虚であり、個性に秀で常に新しいものを創造する人間の集団であれ。」
まとめ
株式会社プラッツは、創業の精神である「一生懸命」の言葉のもとに、製品作りのテーマとして、「高品質」「高機能」「低価格」を掲げています。今後も、製品ラインナップの拡充、事業領域の拡大を行い、海外市場を強化していき、社会に貢献していくと思われます。
引用:株式会社プラッツ https://www.platz-ltd.co.jp/
「vision」内 株式会社プラッツ