【経営理念-企業ピックアップ】ユニ・チャーム株式会社

白いシーツの上に仰向けに寝転がり、水色の布おむつをつけた赤ちゃんが満面の笑みを浮かべています。これは、ユニ・チャームがベビーケア事業を通じて、すべての世代の健康と幸福に貢献し、赤ちゃんと保護者のニーズに合わせた革新的な製品を提供していることを象徴しています。

ユニ・チャーム株式会社

1961年に建材の製造販売から事業を開始したユニ・チャーム株式会社は、1963年、生理用品業界への参入以降、その経験と技術を活かして様々な事業を展開してきました。

すべての世代の健康と幸福を

ウェルネスケア、ベビーケアなど4つの事業を展開しているユニ・チャームは『この世に生を受けたその日から、健やかな人生を送ってほしい。』との想いから、さまざまな世代向けの商品・サービスを取り扱っているそうです。

ウェルネスケア

高齢者向けの紙おむつ「ライフリー」ブランドにより『自立と尊厳とゆとり』を提供するとしています。「ライフリー」は、パンツタイプなどの外側と、数種類あるパッドを組み合わせ、状態や生活リズムに合わせて使用することを提案しています。

ペットケア

衛生面でも健康面でも快適に過ごせるように、ペットフードや排泄シートなどを取り扱っています。

フェミニンケア

心身のストレスから女性が解放され、普段と同じように快適に過ごしてほしいとの想いから、生理用品やパンティライナーなど、フェミニンケア用品を豊富にラインナップしています。

ベビーケア

顧客ニーズに合わせ『ムーニー』『マミーポコ』の2ブランドでさまざまなタイプの紙おむつなどを展開しています。有名キャラクター柄の紙おむつや、世界初のパンツ型おむつなど、赤ちゃんと保護者の目線に合わせた商品を開発・販売しているそうです。

環境に合わせた「勝ちパターン」

ユニ・チャームは各国の生活実態や消費実態を徹底的に調査し、それらに合わせた商品開発を行っているそうです。加えて、より多くの小売店に商品を配荷するとともに、デジタル技術を活用し、顧客視点に立った売り場づくりを小売店に提案しているそうです。ユニ・チャームはこのように環境変化に合わせて「勝ちパターン」を修正することで、海外の各地域にも展開可能な形で導入していくそうです。

Kyo-sei Life Vision 2030

共生社会の実現に寄与するための目標として、ユニ・チャームは『Kyo-sei Life Vision 2030 ~ For a Diverse, Inclusive, and Sustainable World ~』を策定しました。
その中で具体的な重要取り組みテーマとして、育児生活の向上、環境配慮型商品の開発、企業理念を実現するための技術革新などを掲げています。ユニ・チャームは重要取り組みテーマの実行により、消費者・地域社会に貢献すると同時に事業を成長させることを目指すとしています。

ユニ・チャームの企業理念『NOLA & DOLA』

公式HPによると、企業理念の「NOLA & DOLA」は、『Necessity of Life with Activities & Dreams of Life with Activities』の頭文字で、NOLAは「“不”の解消」、DOLAは「“不快でない”を“心地よい”へ」を表しているそうです。
ユニ・チャームは企業理念のもと、「世界中の全ての人々に快適な生活を提供する」という願いで事業の領域を拡大してきたそうです。

まとめ

1961年創業のユニ・チャーム株式会社は1963年に生理用品業界に進出し、現在はウェルネスケア、フェミニンケア等の4つの事業を展開しています。共生社会の実現を目指すユニ・チャームは、環境配慮型商品の開発や企業理念の実践に向けたイノベーションを進めていくとのことです。

引用:ユニ・チャーム株式会社 https://www.unicharm.co.jp/ja/home.html

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