【経営理念-企業ピックアップ】HOYA株式会社

HOYA株式会社

HOYA株式会社は、1944年に設立されました。高度な先端技術を軸に、「ライフケア」と「情報・通信」の2つの事業領域において、メガネやコンタクトレンズ、医療用内視鏡、白内障用眼内レンズ、さらには半導体やデジタル機器産業を支える精密機器、デバイスなどを多角的に展開しています。

HOYAの技術

同社は現在、半導体やデジタル機器産業を支えるエレクトロオプティクスという超先端分野から、メガネやコンタクトレンズ、さらには内視鏡など、人々の健やかで豊かな生活を支える分野まで、事業領域を広げています。

HOYAを支えるコア技術

組成技術

5万件を超えるガラス組成データから、常時100種類以上の光学ガラスを生産しています。

ガラス熔解技術

1300~1500℃の高温で熔解することで、均質でムラのない高品質なガラスができあがります。
他社に先駆けて導入した、白金熔解や通電熔解によって連続高温熔解が可能になり、安定した供給体制を構築しています。

その他、様々な技術があります。

技術開発

高分子材料の開発技術

メガネレンズの素材は、時代とともにガラスからプラスチックへと移行しました。
薄く、軽く、しかも丈夫なレンズのために、素材の開発から着手し、高屈折・低分散の新素材を生み出しています。

画像処理技術

病変の兆候を正しくとらえるために、PENTAXはメガピクセル(100万画素)超のCCDをスコープの先端に内蔵した内視鏡を製造しています。

光学技術を軸に事業フィールドを拡大

同社は、創業より培った光学技術を軸に多角化を進め、情報・通信、ヘルスケア、医療分野へと事業フィールドを拡大しています。

ヘルスケア

メガネレンズの製造・販売をグローバルに展開しています。また、国内では、コンタクトレンズ専門店「アイシティ」の運営を行っています。

メディカル

PENTAX医療用内視鏡、白内障手術用眼内レンズ、骨補填材である、アパタイト製品や、金属製インプラントを扱っています。

その他、様々な事業を展開しています。

中長期的な経営戦略

同社は、継続的な企業価値の増大と、最大化を経営方針としています。その実現のため、今後も成長が期待されるライフケア、半導体・データセンター用HDD関連分野に力を注いでいます。

①市場の変化への迅速かつ柔軟な対応と経営資源の効率的な活用

事業部門に大幅に権限を委譲することで、意思決定のスピードを早め、競合に先んじてお客様のニーズに合った戦略を立案していきます。

②新たな事業・技術の創出

世界に通用する技術や、競争優位性の高い製品の開発、新規事業の開拓・創造、次代を担う人材の獲得・育成にさらに力を注いでいきます。

③成長市場での事業拡大

同社グループは、ライフケア事業を中長期における成長分野と位置づけ、経営資源を積極的に投入し、先進国におけるシェアの拡大と、新興国への展開による、グローバルでの事業拡大を図っていきます。

④省エネルギー対策、およびリスク分散、危機管理対応

環境面においては、製造拠点における生産性の向上や、エネルギー効率の高い装置の導入によるCO2や廃棄物などの削減を推し進め、環境負荷の低減に取り組んでいます。
社会面においては、人種や性別を問わず、積極的に優秀な人材を採用し、価値観や多様性を確保するダイバーシティの推進を優先事項として取り組んでいます。
ガバナンス面では、過半数を占める社外取締役や委員会制度といった仕組みを基盤とした客観性と、透明性の高い経営を行っています。

経営理念/真に豊かな社会をつくるために貢献します

HOYA経営理念

「私たちは 情報・通信と生活・文化の領域で 事業の創造と革新をすすめ 人・社会・自然の調和と 真に豊かな社会をつくるために貢献します」

まとめ

HOYA株式会社は、コンタクトレンズ専門店「アイシティ」の運営などを行っています。医療分野にも事業を拡大し、内視鏡なども扱っています。今後も、世界に通用する技術開発に力を注ぎ、「真に豊かな社会をつくるために貢献」していくと思われます。
引用:HOYA株式会社 https://www.hoya.co.jp/

「vision」内 HOYA株式会社

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