【経営理念-企業ピックアップ】株式会社ニコン

壮大な山々を背景に、三脚に据え付けられた高性能なデジタル一眼レフカメラが景色を捉えています。これは、ニコンが光利用技術と精密技術をコアとし、カメラや半導体露光装置など多様な製品を通じて、映像文化の発展とデジタル社会の実現に貢献していることを象徴しています。

株式会社ニコン

株式会社ニコンは、1917年に現在の東京都文京区白山にて誕生しました。当時の社名は日本光学工業株式会社で、測距儀、顕微鏡などの光学機器の国産化を目的として設立されたそうです。その後、世界的な企業として発展していくため、1988年にカメラのブランド名として国際的に浸透していた「ニコン」に社名を変更しました。

光を通じて感動を

ニコンは光利用技術と精密技術をコアに「見えなかったものが見える、できなかったことができる」顕微鏡、測定器、双眼鏡、望遠鏡、カメラ、露光装置など、多様な製品やサービスを展開しています。特に半導体露光装置は光と精密性を極限まで追求して製品化したそうです。この製品によりニコンは半導体技術の進化を牽引し、今日のデジタル社会の実現に大きく貢献したとしています。また、高品質・高性能なカメラによって、映像文化の発展に寄与したとのことです。

強みとビジネスモデルの進化

ニコンは、公式HPにて次の3つを強みとして挙げています。
・半導体露光装置など、超精密なものづくりの力
・デジタルカメラなど高度なものを汎用化し、グローバルに普及させるブランド力
・ステークホルダーからの支え

ニコンはこの3つの強みによって、これまで不可能を可能にしてきたそうで、今後もその姿勢は変わらないとしています。
同社のビジネスモデルにおいてはコンポーネント・完成品・サービスが一体となったソリューションを目指しており、顧客・社会との接点を拡大させるとともに独立していた各事業をつなげる取り組みも進めているとのことです。

2030年のありたい姿

ニコンは、2030年のありたい姿として「人と機械が共創する社会の中心企業」を掲げています。同社は、これまでの技術と共に、モノづくりの現場での技術転換やエネルギー効率化による持続可能な社会の実現、そのほか医療技術や映像技術の発展といった、新しい領域に向かっているとのことです。
2030年のありたい姿に向け、ニコンが成長ドライバーと位置付けている技術は以下の通りです。
・画像解析技術をベースとした「細胞受託生産・創薬支援」
・直接露光で高速試作と多品種変量生産に対応する「デジタル露光」
・社会の多様なニーズに応える「光学・EUV関連コンポーネント」
・映像表現や自己表現の可能性を広げる「映像コンテンツ」
・デジタルマニュファクチャリングを推進する「材料加工・ロボットビジョン」

ニコンの企業理念と経営ビジョン

企業理念として「信頼と創造」を掲げるニコンは、理念を実現することは決して簡単なことではないとしたうえで、変わることの無いモットーとして大切にしているそうです。

まとめ

株式会社ニコンは、1917年に創業され、カメラや半導体露光装置といった製品を提供するメーカーです。同社は、光利用技術と精密技術をコアとしており、2030年ビジョンとして「人と機械が共創する社会の中心企業」を掲げています。株式会社ニコンは、企業理念「信頼と創造」のもと、今後も社会と科学技術の発展に寄与する技術開発を推し進めていくとみられます。

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