【経営理念-企業ピックアップ】株式会社三越伊勢丹ホールディングス

様々なブランドの化粧品が陳列された、百貨店のコスメフロア。株式会社三越伊勢丹ホールディングスが「お客さまの暮らしを豊かにする、『特別な』百貨店を中核とした小売グループ」として、顧客一人ひとりに寄り添い、上質な体験を提供する「個客業」への変革を目指す様子を表現。

株式会社三越伊勢丹ホールディングス

株式会社三越伊勢丹ホールディングスは2008年、株式会社伊勢丹と株式会社三越の経営統合により設立されました。同社は、三越伊勢丹グループにおいて百貨店業等を営むグループ会社の経営管理等を行っています。

百貨店業界において売上1位

三越伊勢丹グループは、百貨店業を中心に、金融・建装・物流・人材・不動産など様々な事業を展開しています。特に百貨店業は、グループの売上高の約8割を占めるコア事業であり、百貨店業界において売上1位を誇るそうです。
2024年現在、国内百貨店は北海道から九州にかけて20店舗、海外店は東南アジアを中心に27店舗展開しているとのことです。

三越伊勢丹グループの強み

三越伊勢丹グループには、350年以上の歴史を持つ「三越」のほか、「伊勢丹」「丸井今井」「岩田屋」という4つの「暖簾」があり、各暖簾が持つ「信頼性」「安心感」が事業基盤、強みとなっています。
グループ全体で「お客さま第一」を掲げ、暖簾のもとで培ったおもてなしやマーチャンダイジングを大切に、新しい価値の創出に取り組んでいるとのことです。

「館業」を「個客業」へ

三越伊勢丹ホールディングスは、従来の百貨店ビジネスを「館」を中心としたマス向けのビジネスモデルと定義し、「館業」から「個客業」への変革を図っています。
百貨店に集客するビジネスモデルから、世界中から多くの人々を集め、その「個客」を理解し、さまざまな事業から価値を提供する「個客業」へと変革することで、企業理念の実現を目指しているとのことです。

企業理念

お客さまの暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループ

~日本の誇り、世界への発信力を持ち、好感度上質消費において最も支持される~

公式HP「三菱伊勢丹グループ企業理念」には、同グループが企業活動する際の最も基本的な考え方(ミッション・ビジョン・バリュー)が示されています。
企業理念の”特別な”には、「顧客一人ひとりの困りごとを感動的に解決し、要望に革新的な提案で応える、世界へ常に発信し続けるナンバーワン、かつオンリーワンの百貨店グループを目指す」との想いが込められているそうです。

まとめ

株式会社三越伊勢丹ホールディングスは「お客さま第一」を掲げ、三越・伊勢丹などの百貨店を中心に事業を展開しています。350年以上の長い歴史で培われた強固な事業基盤の元、新しい価値の創出に取り組んでおり、「館業」から「個客業」への変革を目指しています。「お客さまの暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループ」という企業理念の下、今後さまざまな事業を展開、“特別な”価値を提供していくものと思われます。

引用:株式会社三越伊勢丹ホールディングス https://www.imhds.co.jp/corporate/index.html

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