【経営理念-企業ピックアップ】株式会社ゼンリン

株式会社ゼンリン

株式会社ゼンリンは、創業1948年、設立1961年の企業です。『知・時空間情報』の基盤となる各種情報を収集、管理し、住宅地図帳などの各種地図、地図データベース、コンテンツとして提供をしています。また、『知・時空間情報』に付帯、関連するソフトウェアの開発・サービスの提供をしています。

必要なシステムを提供

住宅地図は配送・配達などに欠かせないツールとして長年愛用されていますが、今日では、単なる位置情報としてだけでなく、地図データ上に多種多様なデータをマッピングすることで、マーケティングや行政サービスなどに活用したいというニーズが高まっています。
同社では、コアコンテンツである住宅地図データに、統計情報や顧客情報、画像情報などを結び付けたGIS(地理情報システム)の構築を通じて、お客様それぞれの業務効率化や課題解決を支援しています。

ゼンリンの強み

同社のGISの強みは、アナログとデジタルを融合させたアプローチです。
全国の調査スタッフが、足を使って地道に収集した住宅情報をデータベース化し、顧客情報や物件情報、統計情報、画像情報などのお客様の独自データと結びつけることで、詳細なデータ分析や管理が可能になります。
長年の地図づくりの経験とノウハウを生かして、同社ならではGISの構築を実現しています。

ゼンリンの原点

地図は添え物ではなく重要な情報源

創業者、大迫正冨氏は戦後、大分県別府市で観光案内の小冊子『年刊別府』、『観光別府』を発行する「善隣出版社」を興しました。
観光客から評価されたのは、名所旧跡の紹介記事よりも、付録として折り込まれていた市街地図でした。
名所旧跡の情報が知りたければ、旅行前や旅行後にガイドブックや書籍などで、知ることができます。
しかし、観光客が本当に知りたかったのは、駅やバス停・温泉や商店などが記載してある、見やすくて正確な地図でした。
創業者、大迫正冨氏は「地図はもっとも重要な情報源なのだ。」と考え、屋号まで書いてある江戸時代の古地図をヒントに、日本中の住宅地図を作ることを志しました。

詳細な住宅地図は、なくてはならぬ社会インフラへ

武家屋敷や商家の屋号が詳細に記された江戸時代の古地図をヒントに「住宅地図」を創作しました。
一軒一軒の表札までも記載されている住宅地図は、出前や配達、官公署で場所確認や訪問に使われはじめました。
日本全国発行の志を掲げ、北は北海道、南は沖縄まで出版範囲を広げるとともに、日本電信電話公社、警視庁などへも納入し、日本社会の発展とともに社会を支えるインフラとして地歩を固めていきました。

中長期経営計画 「ZENRIN GROWTH PLAN 2025」

ZGP25 基本方針

「ネットワーク社会における『量と質』の最適化」を基本方針に掲げ、コト・モノ・ヒトが複雑につながる現代社会において、同社グループが保有している位置情報や一般に流通している情報の「量と質」を最適化し、利活用することで新たな価値を創造していきます。
事業活動では、利用用途をつなげて「コト」を価値化していきます。
生産活動では、位置情報をつなげて「モノ」を多様化していきます。
事業及び生産活動を支えるため、個の知恵をつなげて「ヒト」を人財化していきます。

基本方針実現のための取り組み

Ⅰ.事業方針

同社グループが情報収集・管理する時空間情報と、世の中に存在する様々な流通情報とを組み合わせ、個々の利用用途に最適化し、提供することで、位置情報利用における顧客価値を増大させるとともに、4つのビジネスモデルを適切に使い分けることで、収益基盤を強化していきます。
・フロー型ビジネス(所有):利用価値の高い「コト的要素」を入れ「モノ的サービス」を提供し、その都度、収益を得るプロダクトビジネス
・ストック型ビジネス(常用利用):顧客が常に安心して利用できる、定期・定額サービスを提供し、継続的収益を得るライセンスビジネス
・サブスクリプション型ビジネス(適宜利用):顧客の適宜要望に対応するサービスを提供し、小口の都度収益を積み重ねるオンデマンドビジネス
・ハイブリッド型ビジネス(組み合わせ利用):上述のビジネスを組み合わせることで、より価値の高いサービスを提供し、継続的収益を得るビジネス

Ⅱ.生産方針

多様化するモビリティ社会に対応するため、位置に紐づくあらゆる情報を収集・管理し、適切につなげるネットワークデータベースを構築していきます。
また、ネットワークデータベースの元となる時空間情報と世の中の流通情報とを機動的につなげ、柔軟に利活用できるよう、多様性と拡張性を持たせることで位置情報イノベーションを起こしていきます。

ZENRIN WAY(企業理念)/知・時空間情報の創造により人びとの生活に貢献します

「ZENRIN WAY(ゼンリンウェイ)とはゼンリングループのすべての従業員で共有し、あらゆる場面で行動の基準となる価値観の総称です。」

ビジョン

情報を地図化する世界一の企業

ミッション

現実世界をライブラリー化する

バリュー

知事情報は価値ある社会インフラである

「私たちは『知のサイクル』(※)により時空間情報を創造します。
その情報を活用し、社会課題の解決やビジネス支援に取り組むほか、
生活を支える様々な技術に対応するデータベースを構築し、サービスを提供することにより
人びとのより豊かで実りある生活に貢献します。
※『知のサイクル』:当社の地図情報の『企画』・『収集』・『編集』・『提供』の一連の技術・ノウハウ」

まとめ

株式会社ゼンリンは、大分県で発行した小冊子の中に、添えた地図から始まりました。以来、住宅地図・カーナビゲーション・インターネットの地図など、地図情報の提供を通じて、人びとの生活に貢献しています。今後も、保有している位置情報や一般に流通している情報の「量と質」を最適化し、利活用することで新たな価値を創造していくと思われます。
引用:株式会社ゼンリン https://www.zenrin.co.jp/

「vision」内 株式会社ゼンリン

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