株式会社ビックカメラ
株式会社ビックカメラは、全国に家電量販店「ビックカメラ」を展開する企業です。1978年に創業した同社は、2006年にパソコンを主力商品とする株式会社ソフマップを子会社化、2012年には株式会社コジマを子会社化しています。
ビジネスモデルは「都市型」×「駅前」×「大型」
創業以来、ビックカメラは「都市型」×「駅前」×「大型」をビジネスモデルとしており、首都圏を中心に、大型店舗をターミナル駅周辺に展開しています。店舗ではカメラやテレビ、パソコンなどの電化製品のほか、メガネや酒類、玩具、日用雑貨など、家電・非家電を問わず、様々な商品が取り扱われています。
合言葉は「買い物は最大のレジャー」
ビックカメラには、「買い物は最大のレジャー」という言葉があります。この言葉には、店舗を買い物目的で訪れる場所ではなく、レジャーランドのように楽しい機会に遭遇できる場所にしようとの想いが込められているそうです。
同社の店舗の特徴として、家電・非家電を問わず様々な商品が取り扱われていることが挙げられますが、もう一つの特徴として、それらの商品について高い専門性を有する専門販売員が配置されていることが挙げられます。ビックカメラは立地、品揃え、専門販売員という資産や、その資産によって提供される価値を磨き、人々に「信頼」と「ワクワク」を与えることを目指しています。
買い取り・リユースを強化し買い替え需要を創る
2024年8月期決算説明会資料には「個社の特長・強みを伸ばすグループ経営の実現」という中期経営計画のコンセプトが示されています。
グループ内各社が連携し、商品開発・仕入れから不用品回収まで、広く顧客ニーズに対応するほか、買い取り・リユースの強化やサービスサポートを拡大していくことで、買い替え需要を創出するとしています。また、好立地に位置する店舗とEC網を活用し、インバウンド顧客基盤を拡充していくことなどが重点戦略として盛り込まれています。
企業理念「専門性と先進性で、より豊かな生活を提案する進化し続ける“こだわり”の専門店の集合体」
ビックカメラは創業以来、「お客様喜ばせ業」を理念に、人々の豊かな生活の実現に貢献しています。商品への高い専門性を活かし、家電・非家電問わず、生活に密接した商品を幅広く取り扱うことで、人々の多様なニーズに応えています。
まとめ
株式会社ビックカメラは、「専門性と先進性で、より豊かな生活を提案する進化し続ける“こだわり”の専門店の集合体」という企業理念の下、人々のニーズに対応した専門性の高いサービスを実現しています。今後は買い替え需要を狙った買い取り・リユースの強化や、インバウンド顧客基盤の拡充などを重点戦略に、事業を展開していくとのことです。
引用:株式会社ビックカメラ https://www.biccamera.co.jp/