【経営理念-企業ピックアップ】東洋紡株式会社

東洋紡株式会社

東洋紡株式会社は、1882年(明治15年)に創立し、フイルム・機能マテリアル、モビリティ、生活・環境、ライフサイエンス分野における各種製品等の製造、加工、販売や、プラント・機器の設計、制作、販売などの各種技術・情報の販売を事業内容としています。

東洋紡の保有技術と技術分野

同社は、「重合」「変性」「加工」「バイオ」をコア技術としています。
コア技術は、さまざまな要素技術により構成されています。
それらを組み合わせたり、融合させることにより、新しい技術体系が生まれ、製品化につながっています。
新たなスペシャルティ事業の創出を加速するために、独自のコア技術を徹底強化するとともに、外部資源の導入も含め、保有する技術の組合せと技術融合を促進しています。

重点分野

技術力はメーカーにとって競争力の源泉です。
自律的・能動的な現場の組織能力と、技術力からなる「技術ストック」を一層推進させ、事業の収益性を高めていきます。
「自動車」「電子・情報表示」「環境」「生活・安全」「ヘルスケア」の5つの市場を重点分野と位置付け、それぞれの市場に求められる高機能製品の開発を通して、21世紀の生活文化を担う魅力ある企業を目標にしています。

約130年の歴史を持つ高機能製品メーカー

1882年に、日本初の民間大規模紡績会社「大阪紡」が、明治の実業家・渋沢栄一によって設立され、その後1914年に「三重紡」と合併して、「東洋紡」となりました。
創業から約130年、幅広い分野でたくさんの技術を提供し続け、現在は、フィルム・自動車用資材・環境関連素材・バイオ・医薬など、多くの高機能製品を提供する、”高機能製品メーカー”へと発展しています。

「1/3思考」2018年中期経営計画(2018~2021年度)

2018年度からの4年間の中期経営計画では、短期的な課題に取り組みつつ、中長期的な課題への取組みや、企業風土改革などの事業基盤づくりも進めていく「1/3思考」の考え方のもと、以下の3つの重点施策を実行しています。
・各事業に適した事業運営の徹底(中短期)同社グループには、事業環境の異なる多くの事業が存在しています。
それぞれの事業に適したKPI(重要業績評価指標)を設定し、メリハリのある事業運営を推進していきます。成長分野の事業には、経営資源を集中的に投下し、成長速度を高めています。
・中長期新商品・新事業開発の強化持続的な成長を実現するため、中長期的な成長分野に経営資源を戦略的に投下するとともに、外部との協業も含めた新事業開発の強化をしていきます。
・事業基盤の強化「安全」「防災」「品質」は事業活動を支える重要な基盤であり、重要課題として引き続き対策を進めます。加えて、同社プロジェクト「カエルプロジェクト」を通じて、組織風土・働き方の改革を進め、「従業員ひとり一人が安心して生き生きとして働き続けられる職場づくり」を構築していきます。

理念 Principle/『順理則裕』なすべきことをなし、ゆたかにする

「『順理』= 理にしたが(順)って、なすべきことをせよ
『則裕』= 順理を貫くことで世の中をゆたかにし、自らも成長せよ」

めざす姿 Vision

私たちは、素材+サイエンスで
人と地球に求められるソリューションを
創造し続けるグループになります

まとめ

東洋紡株式会社は、1882年、東洋紡の基盤の一つである「大阪紡」が創立され、1914年に「三重紡」と「大阪紡」が合併し、「東洋紡」が誕生しました。2012年には、創立130年を迎えました。今後の事業展開として、同社の独自の技術で「フィルム・機能樹脂」「産業マテリアル」「ヘルスケア」の3事業領域を、スペシャルティ事業と定めて積極的に拡大していくと思われます。
引用:東洋紡株式会社 https://www.toyobo.co.jp/

「vision」内 東洋紡株式会社

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