株式会社INPEX(旧国際石油開発帝石株式会社)
株式会社INPEX(旧国際石油開発帝石株式会社)は、国際石油開発株式会社と帝国石油株式会社により、2006年に設立されました。同社は、日本最大の石油・天然ガス開発企業です。
再生可能エネルギー
同社は、社会に貢献するエネルギー企業として、石油・天然ガスの開発とその効率的な生産・供給を目指しています。
また、次世代の成長を見据え、再生可能エネルギーの事業化や技術開発にも取り組んでいます。
石油・天然ガス開発技術とのシナジーが期待できる地熱発電をはじめ、風力発電・太陽光発電などの再生可能エネルギーへの取り組みを強化し、新たなエネルギーの技術開発を意欲的に推進するなど、同社は今後も多様な再生可能エネルギー関連の事業化に向けて可能性を追い求めていきます。
国内プロジェクト
同社は国内において、1950年代から天然ガスの探鉱・開発・生産活動を開始し、1984年から日本最大級の南長岡ガス田(新潟県長岡市)での生産を続けています。
2013年にはLNGの受け入れ基地である新潟県上越市にある基地が稼働し、本基地で受け入れたLNGは気化された後、南長岡ガス田にて生産した天然ガスと合わせて、関東甲信越から北陸にかけて広がる総延長約1,500kmの天然ガスパイプラインネットワークを通じて都市ガス事業者および工業用需要家へ供給されています。
さらに2018年10月には、同社がオーストラリアにて生産・操業を行うイクシスLNGプロジェクトから初めて出荷されたLNGを、直江津LNG基地にて受け入れ開始しました。
同社の国内における天然ガス供給能力および安定供給体制が一層強化され、海外のガス供給源と国内ガス市場とを結ぶグローバルガスバリューチェーンの一翼を担っています。
鉱区の取得から、探鉱・生産・販売までの4つの工程
1.探す
地下に存在する石油や天然ガスを探し出します。
2.掘る
リグ(掘削装置)を使って井戸を掘り、石油や天然ガスを採取します。
3.生産
採り出した石油や天然ガスを製品とするために精製・処理します。
4.運ぶ
製品となった石油や天然ガスを届けます。
精製・処理された石油・天然ガスは、パイプライン・タンカーやタンクローリーで運ばれます。
ビジョン 2040 -エネルギーの未来に応える-
2040年に向けて
石油・天然ガス上流事業の持続的成長
コアビジネスである上流分野においてトップクラスへ
グローバルガスバリューチェーンの構築
天然ガス供給拡大と柔軟なLNG供給体制へ
再生可能エネルギーの取り組みの強化
気候変動対応を見据え将来の成長分野で事業拡大へ
経営理念/エネルギーの開発・生産・供給を、持続可能な形で実現すること
「私たちは、エネルギーの開発・生産・供給を、持続可能な形で実現することを通じて、より豊かな社会づくりに貢献します。」
目指す企業像
「私たちは、日本をはじめとする世界のエネルギー需要に応えていくことで、社会にとってかけがえのないリーディングエネルギーカンパニーとなることを目指します。」
まとめ
株式会社INPEX(旧国際石油開発帝石株式会社)は、鉱区の取得・探鉱・生産・販売まで、すべて手掛けています。今後は、社会に貢献するエネルギー企業として、再生可能エネルギーの研究や事業化などに積極的に取り組むとしています。経営理念に基づき、さらなる事業の拡大を目指していくと思われます。
引用:株式会社INPEX(旧国際石油開発帝石株式会社) https://www.inpex.co.jp/
「vision」内 株式会社INPEX(旧国際石油開発帝石株式会社)