株式会社ツムラ
1893年に創業しており津村順天堂としてスタートしました。株式会社ツムラとしての設立は1936年になります。創業時は婦人良薬「中将湯」という漢方が販売され、現在では、様々な医薬品(漢方製剤、生薬製剤他)の製造販売を行う企業です。
“漢方”のツムラ
創業1893年
同社の創業は1893年。創業者の初代津村重舎氏は、「良薬は必ず売れる」という信念から、母の実家の藤村家に伝わる婦人薬「中将湯」で、東京・日本橋に創業しました。
シェア80%以上
同社の医療用漢方製剤は、市場の80%以上のシェアを占めます。高品質な漢方製剤を40年以上造り続けてきた結果です。
重点3領域
同社は高齢者関連領域、女性関連領域、がん領域(支持療法)を重点3領域として、漢方のエビデンス確立等を通して、社会的課題の解決に貢献しています。
KAMPO(グローバル展開)
同社グループの持つ技術・ノウハウを最大限活用し、米国におけるTU-100(大建中湯)の開発・上市、中国における新規ビジネスへ挑戦しています。
漢方は自然の恵み
漢方薬は、自然界にある植物や鉱物などの生薬を、原則として複数組み合わせて作られた薬です。
何千年という長い年月をかけておこなわれた治療の経験によって、どの生薬を組み合わせるとどんな効果が得られるか、また有害な事象がないかなどが確かめられ、漢方処方として体系化されました。
現在の漢方製剤は「自然の恵みを利用して出来ている薬」と言う基本的な部分は変わりません。
最新技術を駆使した「製剤」として、生薬の持つ薬効を引き出し、かつ服用・保存しやすい状態に加工されたものになっています。
病院で処方される漢方薬の多くは、健康保険が適用される「医療用漢方製剤」で、148処方が厚生労働省に承認されています(2015年2月現在)。
“KAMPO”で人びとの健康に寄与する価値創造企業を目指して
KAMPO“漢方”のツムラ
国内のどの医療機関・診療科においても、患者様が必要に応じて“漢方”を取り入れた治療を受けられる医療現場の実現に貢献
“人”のツムラ
世界に手本のない“漢方”ビジネスにおいて、自らが新しい道を開拓でき、誰からも信頼される“人”の企業集団へ
“グローバル・ニッチ”のTSUMURA
同社グループの持つ技術・ノウハウを最大限活用し、米国におけるTU-100(大建中湯)の開発・上市、中国における新規ビジネスへの挑戦
経営理念/自然と健康を科学する
「ツムラグループは、経営理念『自然と健康を科学する』、企業使命『漢方医学と西洋医学の融合により世界で類のない最高の医療提供に貢献します』を基本的な理念とする、理念に基づく経営を実践しています。
漢方・生薬事業は、世界を見渡しても他に手本のないビジネスです。
生産、研究開発、営業、どの職種においても一人ひとりがプロ意識をもって、追い求めるべきものが何かを自ら考え行動しなければなりません。
そのため、『人』一人ひとりを基盤に置いたTSUMURA-DNAピラミッドを定め、ツムラグループ企業全体で人財※の養成に取り組んでいます。
(※人財:ツムラグループの全役職員が財産という概念から「財」の文字を使用しています。)」
企業使命/漢方医学と西洋医学の融合により世界で類のない最高の医療提供に貢献します
まとめ
日本の漢方医学の基礎は中国から伝来しており、歴史があります。それ以降は日本で独自の発展を遂げていき、同社は、その漢方を製造・販売をしています。現在、漢方は海外からも注目を集めており、同社の存在感がより一層高まるといえるでしょう。
引用: 株式会社ツムラ https://www.tsumura.co.jp/
「vision」内 株式会社ツムラ