ロート製薬株式会社
ロート製薬株式会社は1899年、『万病の元は胃にある』との確信を得た創業者山田安民氏によって創設されました。同社は社会課題やお客さまの変化を背景に、成長を続けてきたそうです。
医薬品とスキンケア
胃腸薬から始まったロート製薬は、現在一般用医薬品およびスキンケア事業を中核事業としています。
一般用医薬品は幅広いお客様の悩みに寄り添いながら、安心で安全かつ機能性の高い製品を、スキンケア事業では製薬会社ならではの基礎研究・基幹技術や再生医療研究の知見を応用し、安全性・有効性・メカニズムを追究した製品をお届けしているそうです。
また同社は農業やレストラン等様々な事業にチャレンジし、日本を含めた世界110ヵ国以上で人々の健康を支えているそうです。
ノウハウと高度な研究開発体制
ロート製薬はお客様の声を活かした商品開発体制を強みとしています。創業から半世紀以上にわたり、アンケートや医薬品業界初のインターネットお客様会員組織「ロートくらぶ」を通じて顧客のニーズを発掘し、社員参加の「短期店頭留学」で実際のお客様の反応を体感し、それらを商品開発につなげているとのことです。
また同社は差別化の難しい一般医薬品の領域でより高い医療効果を引き出す工夫を追求し、付加価値の高い商品を提供しているそうです。
さらに同社は受諾製造にも積極的取り組み、SNSを活用した幅広い情報収集や広告展開、店頭フォローを通じてお客様の期待に応えていくとのことです。
『Connect for Well-being』
ロート製薬は、2030年に向けた経営ビジョン「Connect for Well-being」を掲げています。同社は「Well-being」を、心身ともに活力を感じ、喜びと幸福を享受する状態と定義し、医薬品やスキンケア製品の革新を通じ持続可能な「Well-being社会」の実現を図るとのことです。
創業以来健康を最優先し、手頃な価格のOTC薬やスキンケア製品を提供してきた同社は、「統合レポート2024」によると2023年度の研究開発に133億円を投じるなど持続可能な成長へのコミットメントと「挑戦」が重要であるとし、製品とサービスを通じて個人と社会をWell-beingに導き、明るい未来を創造するとのことです。
ロート製薬の経営理念
1.豊かで幸せな生活を送るための心身の健康に貢献し続けることがロートの最大の責務と捉え、その実現のために長期視点での経営と価値創出に努める2.ロートは、社会の公器としての使命を自覚し、ロートを取りまく全ての人たちと協働して社会課題を解決し、これにより得られた便益を共有する
まとめ
1899年に創業されたロート製薬株式会社は、胃腸薬からスキンケア、再生医療、飲食業まで幅広い事業に挑戦してきました。同社は2030年に向けた経営ビジョン「Connect for Well-being」を掲げ、持続可能な成長と挑戦を通じて、個人と社会のWell-beingの実現へ挑戦を続けるとのことです。
引用:ロート製薬株式会社 https://www.rohto.co.jp/