【経営理念-企業ピックアップ】株式会社アミューズ

株式会社アミューズ

株式会社アミューズは、1978年に設立されました。アーティスト・スタッフ一丸となって、「感動だけが、人の心を撃ち抜ける」という想いのもと、コンテンツ創造を追求します。

文化を創造する総合エンターテインメント集団

同社は現在、3つの事業を展開しています。
多彩なアーティスト・コンテンツとともに「文化を創造する総合エンターテインメント集団」として人々の生活に活力と彩りを与えると同時に、企業基盤の強化を図っています。
イベント関連事業では、コンサートや舞台などのイベント収入や、イベントと連動して動くことが多い、ファンクラブ(FC)、マーチャンダイジング(MD)などを行っています。
音楽・映像事業では、音楽や映像作品を製作することにより生まれる印税収入、出資分配、それらの作品の発売・販売収入などを行っています。
出演・CM事業は、アーティストが放送局(ドラマ番組、音楽番組、バラエティ番組など)、新聞(執筆、インタビューなど)、雑誌(執筆、インタビューなど)、そのほかあらゆる種類のメディアおよびCM、映画などに出演することにより得る出演料収入を主な収入とする事業です。

アミューズの歴史

同社は、設立は1978年です。サザンオールスターズのマネジメントを開始し、同社初のファンクラブが発足されました。
近年、webやモバイルファンクラブ、アイテム販売型ファンサービスなどを展開しており、時代に応じた様々なかたちでアーティストのファンの方々を繋ぎ続けています。
1981年、当時日本にほとんどなかった音楽映画の製作を行いました。
1988年に、オフ・ブロードウェイ・ミュージカル「MAMA, I WANT TO SING」を招聘し、本場のゴスペルミュージカルの迫力は日本で大きな話題となり、2000年には、韓国映画の配給を始め、韓国ブームの先駆けとなりました。
2005年には、同社初のオンラインショップ「アンブラ(AMBRA)」をオープンし、現在はアーティストグッズ以外にも様々なセレクトアイテムを取り扱っており、利用者は100万人を超えています。
2018年、同社の設立が40周年を迎え、「世界を彩る」同社グループは、新創業期と定めて、新たにスタートしました。
約半世紀にわたり、同社は、様々なコンテンツを創り届けてきました。
アーティストを中心にコンテンツを創造し、それらを様々なかたちで世の中に発信し、届けることで事業の根幹としています。
より多くの方々の心に寄り添い、その人生を彩ることのできる企業集団を目指し、感動・時代・文化を創ってきました。同社は、今後も感動・時代・文化を創っていきます。

「見つける」「育む」「届ける」3つの領域を通じて”モノづくり”を強化

同社は、長年蓄積してきたノウハウと経験を活かし、既存の枠組みを深掘りする「深化」、そして時代の変化や新技術を取り入れ、新たな領域へと踏み出し新しい枠組みを拡げる「進化」を続けることで、”モノづくり”をアップデートし、さらなる成長を目指しています。

01アーティスト・コンテンツポートフォリオの強化

所属アーティストの新たな才能の発掘や、同社としてのこだわりを持った新人開発を行うことは、多くの方に愛されるアーティストを生み出すうえで大事な一歩です。
デジタル化が加速し、サブスクリプション型のビジネスモデルが隆盛するエンターテインメントの市場では、優良なコンテンツやIPを保有し、発掘することが重要になってきます。
同社は、アーティストが創出する作品に留まらず、時代が求める良質なコンテンツ・IPの発掘に力を注ぎ、コンテンツポートフォリオを一層強化していきます。

02 プロデュース力の強化

同社のコアビジネスであるアーティストマネージメントでは、長期視点に立ったマネージメントを深化させていきます。
SNSの普及により、アーティストが自ら作品を作り、直接オーディエンスに届けることが可能な時代です。
その中で、一人ひとりのアーティストの才能と向き合い、その長期的なキャリアを広い視野でブランディングしていくマネージメント思考が、同社のプロダクション機能における重要な意義となっています。
創業当初に比べ、同社の所属アーティスト数は増えていますが、ビジネスパートナーの枠組みを超えた強い信頼関係を築きながら、マネージャーのヒューマンリソースの最適化や、全社的なアーティストのサポート体制構築により、アーティスト、同社双方にとっての持続的成長を実現していきます。
一方で「育む」の進化のために急務となるのが「コンテンツプロデューサーの拡充」です。
ゼロからスピード感を持って”モノづくり”を推し進めるコンテンツプロデューサーを増やしていくため、人材育成や働き方改革、組織・サポート体制整備などを通じたさらなる基盤強化を目指します。
若手社員による企画プレゼンテーションや、部門横断のプロジェクトチームによる新規ビジネス立案の場を設けるなど、既存のエンターテインメントの枠に留まらない新たなコンテンツ開拓に資する人材の育成を実施しています。

03 ファンエンゲージメントの強化

アーティストやコンテンツと、ファンの方々との関係性をいかに強固なものにしていくか(=ファンエンゲージメントの強化)は、”届ける”うえで極めて重要視されています。
同社で、成長戦略として内製化してきたファンクラブやグッズ製作・販売機能などの機能をさらに充実させると同時に、それらの連携によりファンの方の利便性や満足度の向上に繋げていきます。
また、一方で「進化」のカギとなるのがデジタル戦略であると考えられています。
オンラインライブ配信のプラットフォーム構築や、ソーシャルメディアなど外部プラットフォームの戦略的活用により、デジタル時代に最適化した新たなコンテンツの届け方を追い求めていきます。
特に、主力ビジネスとしてきたライブのオンライン化は、コロナ禍における最重要課題の一つであり、リアルな感動を大切にしてきた同社は、独自のオンラインライブを届けていきます。

ビジョン/Amuse Your Moment世界を彩る「明日」を創れ

「アミューズは、アーティスト・スタッフ一丸となって、『感動だけが、人の心を撃ち抜ける』という思いのもと、コンテンツ創造を追求し、ファンの皆様に支えられながら40周年を迎えることとなりました。
近年、世の中の変化は想像以上のスピードで進み、ライフスタイルも大きく変化しております。
私たちは、この40周年を新たな創業と捉え、これまでの枠にとらわれない発想で、多様な人生を彩れるような企業集団を目指すべく『Amuse Your Moment ~世界を彩る明日を創れ~』というブランドビジョンを策定いたしました。
“新たな明日を創るべく、私たちは今後も挑戦を続けます。”」

まとめ

株式会社アミューズは、1978年の設立から現在まで、様々なエンターテインメントを形にし、世の中に発信し続けてきました。今後も、創業以来受け継がれてきた3事業の「モノづくり」のDNAを大切にし、時代の変化と向き合って、新たな挑戦を続けていくと思われます。

引用:株式会社アミューズ https://www.amuse.co.jp/

「vision」内 株式会社アミューズ

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