日本たばこ産業株式会社
日本たばこ産業株式会社は、1985年に設立されました。たばこ事業、医薬事業、加工食品事業を展開しています。
画期的な新薬創出のための研究開発
同社は、研究開発力の強化を目的として、1993年に「医薬総合研究所」を設立しています。
この研究施設を中心に、主に「糖・脂質代謝」「免疫・炎症」「ウイルス」の領域で研究開発を行っています。
2000年には、海外での開発機能を強化すべく、米国の子会社アクロス・ファーマ社に臨床開発機能を付加しています。
また、研究開発スピードを加速させるため、同社の化合物の導出(ライセンスアウト)や、導入(ライセンスイン)する機会を積極的に追い求めることにも取り組んでいます。
医薬事業
病気から世界の人々を救う「オリジナル新薬の創出」に挑み続けます。
同社は、1987年より医薬事業に進出しました。
ライセンスパートナーをはじめとする国内外のネットワークや、グループ会社との連携を活用した研究開発を推し進めるとともに、スムーズな製造・販売体制を構築しています。
画期的なオリジナル新薬を創出し、一日も早く患者様に届けることを目指しています。
グローバルたばこカンパニーとして、世界中で事業を展開しています。
たばこ事業
グローバルたばこカンパニーとして、世界中で事業を展開しています。
同社グループは、130以上の国と地域でたばこ製品を販売しています。
不確実性の高い事業環境下においても、ブランドを最大の財産として、将来の成長に向けた積極的な事業投資を実行しつつ、着実な利益成長を実現しています。
また、近年では、リスク低減製品(※1)(RRP(※2))をはじめとするイノベーションにも力を注いでいます。
※1 リスク低減製品:喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品
※2 RRP:Reduced-RiskProducts
吸う人も吸わない人もここちよい世の中へ
同社は、たばこを吸われる方と、たばこを吸われない方が共存できる社会の実現のため、マナー向上の呼びかけや分煙環境の整備など、さまざまな活動を行っています。
周囲への配慮という観点において、同社は、たばこ葉を燃焼させない新しいスタイルのたばこ製品に取り組むことで、副流煙の出ない製品、周囲の方々が迷惑だと感じる独特なニオイが出ない製品、空気環境に影響を与えない製品を開発し、お客様に提供していきます。
その他、「加工食品」事業や、「共存に向けた取り組み」などを行っています。
経営計画2021 「Mid to high single digit」
たばこ事業
■現在の海外たばこ事業及び国内たばこ事業の2事業体制を一本化(2022年~)
・成長カテゴリであるRRPにおける競争力強化に向け、グローバルリソースを最大活用
・グローバル視点での優先付けに基づいた迅速な資源配分により、お客様への提供価値を強化
■日本マーケットの競争力強化(2022年に新体制に移行)
・お客様満足向上に向けた体制構築
– デジタルを活用したマーケティングに加えて、リアルな活動面におけるセールスも強化
– 全国画一型の営業活動からエリア毎の特性に対応するフィールドマーケティング型営業へ転換
・競争力を担保しつつ、事業量に応じた体制への見直し
医薬事業
次世代戦略品の研究開発及び各製品の価値最大化
・創薬力の向上
・パイプラインの着実な進展
・導出入活動の強化
加工食品事業
トップライン成長を中心とした持続的利益成長
・収益性の高い製品ポートフォリオの構築
・最適生産体制の構築―テーブルマークグループにおける生産性の更なる向上
経営理念/責任を高い次元でバランスよく果たし、満足度を高めていく
JTグループの経営理念(4Sモデル)
「お客様を中心として、株主、従業員、社会の4者に対する責任を高い次元でバランスよく果たし、4者の満足度を高めていく」
■4Sモデルを通じ、中長期の持続的な利益成長を実現
○お客様に新たな価値・満足を継続的に提供
○中長期的視点から、将来の利益成長に向けた事業投資を実行
■4Sモデルの追求が、中長期に亘る企業価値の継続的な向上につながり、4者のステークホルダーにとって共通利益となるベストなアプローチであると確信
JTグループミッション
「私たちJTグループの使命。
それは、自然・社会・人間の多様性に価値を認め
お客様に信頼される『JTならではのブランド』を
生み出し、育て、高め続けていくこと。」
まとめ
日本たばこ産業株式会社は、たばこの健康リスクを低減させるための取り組みや、医薬事業への進出、研究開発などにより、人々の健康に貢献しています。今後も、時代のニーズに合わせた事業展開により、さらなる発展を続けていくと思われます。
引用:日本たばこ産業株式会社 https://www.jti.co.jp/
「vision」内 日本たばこ産業株式会社