【経営理念-企業ピックアップ】株式会社コンセック

高速で回転する切断機が金属を切断し、まばゆいばかりの火花が飛び散っています。これは、コンセックが「Hakken(発研)」ブランドの建設機械とダイヤモンド工具を通じて、建設・土木工事分野において最高の技術と品格を提供し、社会に貢献していることを象徴しています。

株式会社コンセック

昭和42年(1967年)に建設資材の販売とアンカー工事施工を目的に、建設サービス株式会社として創業されました。株式会社コンセックは創業以来、土木建設関連企業として社会のニーズに応えてきたとのことです。

自社ブランド「Hakken(発研)」

コンセックのメーカー部門は、「Hakken(発研)」というブランド名で建設機械及びダイヤモンド工具の開発から販売をおこなっています。コンクリート構造物等への穴あけ・切断技術は、施工部門の工事グループと協働することにより、施工者サイドに立った製品開発を可能にしているほか、既存製品を応用した受注製品を製作しているとのことでした。コンセックの「発明」+「研究」から生まれる高い技術力を日本はもとより世界中に提供しているそうです。

業界トップクラスのシェア率

コンセックのダイヤモンド工具は業界ナンバーワンの売上を誇るほか、国内で安定したシェアを獲得しているそうです。特に小型油圧ワイヤーソーのシュア率は高く、新開発したサーボモータワイヤーソーは、人気が高まっているとのことでした。
建設機械や建設工具の製造・販売が主な事業ですが、その他にも建物解体工事を主業務とした工事部門や機械・工具・建設資材等販売の商社部門も展開しています。

100年企業に向けて経営基盤の強化

2025年度~2029年度までの期間の中期経営計画をコンセックは策定しています。
ビジョンとして、『培ってきた技術力・提案力を活かして、市場ニーズに合わせた体制への見直しと新たな事業領域への挑戦を行い、100年企業に向けて経営基盤の強化を図る』を掲げています。全社戦略として、特殊工事事業における受注領域の拡大や顧客ニーズの高いエリア・製品・商品に対する経営資源の集中投下、そのほかサステナビリティ経営、投資による経営基盤の強化に取り組むとしています。

コンセックの経営理念

「最高の信用」「最高の技術」「最高の品格」

コンセックはこの3つの経営理念のもと、建設・土木工事の分野において、安全と環境に配慮した新製品・新技術を開発し、社会に貢献するとしています。また、基本方針として法令順守に努め、かつ安定的な適正利益を生み出し続けることによって、ステークホルダーと喜びを分かつことを掲げています。

まとめ

1967年に土木関連企業として、株式会社コンセックは創業されました。ダイヤモンド工具が国内において安定したシェアを獲得しており、自社ブランド「Hakken(発研)」は高度な技術で世界に進出しています。株式会社コンセックは、3つの経営理念のもと、人に優しい技術で今後も建設や土木を支えていくとのことです。

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