【経営理念-企業ピックアップ】株式会社杉村倉庫

蛍光灯に照らされた広大な倉庫で、高層の棚に段ボール箱がぎっしりと積み上げられています。これは、1世紀以上にわたり信頼を築いてきた杉村倉庫が提供する、効率的な物流サービスと保管・管理能力を象徴しています。

株式会社杉村倉庫

株式会社杉村倉庫は、1895年創業の物流サービスを事業とする企業です。創業以来1世紀以上積み上げてきた信頼をベースに、その時代のニーズに合った物流を担ってきたそうです。

物流からお客様をサポート

杉村倉庫は、顧客のビジネス拡大と効率化をサポートしており、物流のトータルサービスを提供しているそうです。物流トータルサービスでは、保管・管理、輸配送、輸出入・通関、物流加工、文書管理などを担っています。物流においては、必要な物を必要な量だけ必要な場所に必要な時間に届けると同時に物流品質と効率を高めることが必須だとしています。その解決のために長年で培った実績と最新の物流情報システムを最大限活用し、トータル物流システムを考えているとのことです。

21世紀の挑戦

代表取締役社長の福西康人氏は公式HP「ごあいさつ」にて、21世紀におけるITの発展(情報のグローバル化や高速化)や、物流業界でのニーズの多様化及び高度化を指摘しています。大きな転換期を迎える中、同社では顧客のニーズや経営環境の変化を的確に捉え、総合物流業者として、より一層の物流効率化に挑戦しているそうです。また最先端のITを使い、情報の共有化や一元化による相互の業務連動を可能にすることで最適な物流システムの提案を試みているとのことです。

中期経営計画

杉村倉庫は2022年度から2026年度までの中期経営計画を策定しています。基本方針として経営理念に則り、持続的かつ安定的な成長を目指しているそうです。またサステナビリティへの取り組みの社会的重要性は高まっているため、継続して課題に対処していくとのことです。物流事業においては、既存事業深耕と新規顧客獲得を経営の両輪として収益向上を目指し、物流サービスの品質向上とDXの推進による生産性の向上に取り組むとしています。

理念/「常にお客様のニーズを先取りし、期待に応えます。物流業務を通じて社会に貢献します。株主、従業員に豊かさを還元します。」

杉村グループでのコーポレートガバナンスにおいては、これらの経営理念のもと、経営の効率性や透明性を保ち、協力パートナーとの信頼を強化することが企業価値を向上させると考えているそうです。

まとめ

株式会社杉村倉庫は、1895年の創業以来、1世紀以上物流サービスを通じて信頼を積み上げてきたそうです。同社は物流のトータルサービスを提供しており、最先端のITを用いて最適な物流システムの提案に取り組んでいます。株式会社杉村倉庫は、経営理念の下、今後も利便性のあるサービスを提供していくとみられます。

引用:株式会社杉村倉庫 https://www.sugimura-wh.co.jp/

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