【経営理念-企業ピックアップ】株式会社SUBARU

株式会社SUBARU

株式会社SUBARUは、創立1953年の企業です。主な事業は、自動車ならびにその部品の製造・修理および販売の自動車事業と、航空機・宇宙関連機器ならびにその部品の製造・販売および修理の航空事業です。

SUBARUに関わるすべての人の人生が豊かに

SUBARUの自動車事業

同社ブランドで知られる自動車部門は、1958年の「スバル360」の発売以来、一貫してあらゆる環境の下での高い安全性能、優れた走行性能、合理的なパッケージングを追い求めてきました。
それは同社がつくるすべてのクルマに共通している思想です。
この考え方をもとに開発したのがシンメトリカルAWD(全輪駆動)です。
低重心でコンパクトな水平対向エンジン(SUBARU BOXER)を核にパワートレーンが左右対称に構成されています。
これらの技術により、理想とするドライバーが意のままに操る走りを実現し、いかなる気象条件や路面状況においても、信頼できる走行性能を確保することができると同社は考えています。
また、走行安全性能とともに万一に備え、衝突安全性能、予防安全性能も同時に高めています。

SUBARUの航空宇宙事業

航空宇宙カンパニーは、伝統と革新技術により、防衛省、米国ボーイング社に代表される顧客向けの、多種多様な航空機ならびにコンポーネントの開発・生産に携わっています。
回転翼機では、民間向け最新型ヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」をアメリカの企業と共同開発し、この機体を共通プラットフォームとして、陸上自衛隊新多用途ヘリコプターの試作機を開発・製造、2019年に納入しました。
2019年に警察庁よりSUBARU BELL 412EPXとして世界初となる受注を皮切りに、陸上自衛隊新多用途ヘリコプターの量産事業にも着手しています。
民間機事業では、ボーイング767、777、787、そして777Xなどの国際共同開発に参画してきました。
ボーイング777Xでは、中央翼の開発、製造と、主脚格納部・主脚ドア・翼胴フェアリングとのインテグレーションを担当しています。
小型航空機や無人航空機をはじめとする航空機のシステムインテグレーションの分野では、防衛省や宇宙航空研究開発機構(JAXA)向けの様々なプログラムを通じて、50年にわたる開発経験により培った技術基盤を誇っています。
この分野の日本におけるリーディングカンパニーとして、航空宇宙カンパニーは経済産業省および国土交通省により行われた「空の移動革命」官民協議会のメンバーとなり、新しい自律飛行システムの課題や可能性を検討しています。

人を中心としたクルマづくり

同社の誕生から同社が一貫していることは、「人を中心としたクルマづくり」です。
「人を中心としたクルマづくり」で、一番大切なのは、安全です。
そして、その安全のポイントとなるのは視界とクルマのパッケージです。
「人を中心としたクルマづくり」は、同社に限ったものではないかもしれませんが、「そのこだわりの強さ」や開発の中におけるプライオリティーの付け方が違うと同社は、考えています。
「人を中心としたクルマづくり」に加えてもう一つ、同社は常に「クルマの新しい価値」として「新しいカテゴリーの開拓」と「技術価値の創造」を提案してきました。
「新しいカテゴリーの開拓」では、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDというコア技術を起点に、商用バンの利便性にスポーティな走行性能を組み合わせて、乗り心地の良さと高い居住性を併せ持つツーリングワゴンという新たなカテゴリーを作り出しました。
また、そのツーリングワゴンをベースに走破性をさらに高めたアウトバックやフォレスターは、当時ラダーフレームのクロスカントリーSUVが一般的であった時代に、オフロードの走破性だけでなくオンロード性能や乗降性の良さなどを取り入れたクロスオーバーSUVという新たなカテゴリーを生み出しました。
現在のSUVの先駆けです。もう一方「技術価値の創造」では、お客様にとって必要な技術を同社独自の技術力で提案して、提供してきました。
同社は、人の感性に着目したスバルグローバルプラットフォームを開発し、独自の技術によってトップレベルの衝突安全性能を実現しています。
また、アイサイトはエンジンの燃焼の可視化のために開発した技術を応用したもので、1989年から同社の独自技術として開発をはじめ、1999年に初めて商品化しました。
このように、同社は常に独自の技術を世の中に問い、クルマに新しい価値を生み出してきました。

中期経営ビジョン「STEP」

2025年 ビジョン

1.個性を磨き上げ、お客様にとって Differentな存在になる

2.お客様一人一人が主役の、心に響く事業活動を展開する

3.多様化する社会ニーズに貢献し、企業としての社会的責任を果たす

0.“Change the Culture”組織風土改革

「正しい会社」をつくる活動の加速
風土改革に向けた持続的な取り組み

1.会社の質の向上

モノづくり…品質改革
販売とサービス…お客様接点の質向上
新たなモビリティ領域…アライアンスの強化

2.強固なブランドの構築

モノづくり…もっと安心、もっと愉しく
販売とサービス…「愛されるクルマ」から「愛されるクルマ+ブランド+人々」へ
新たなモビリティ領域…コネクトを活用した新価値創出

3.集中戦略を軸とした持続的成長

モノづくり…SUBARUづくりの刷新
販売とサービス…米国5%シェア挑戦と世界各地域の着実な成長
新たなモビリティ領域…新技術・新ビジネスの創出へのチャレンジ

経営理念/ 「お客様第一を基軸に『存在感と魅力ある企業』を目指す」

「『お客様第一を基軸に“存在感と魅力ある企業”を目指す』という経営理念のもと、多様化する社会ニーズに貢献するとともに、企業としての社会的責任を果たし、SUBARUが世界各国の皆様から親しまれ、愛される存在となれるようこれからも日々努力してまいります。」
<ありたい姿> 笑顔をつくる会社
<提供価値> 安心と愉しさ
<経営理念> “お客様第一”を基軸に「存在感と魅力ある企業」を目指す

基本方針

<品質方針>
私たちは何より品質を大切にしてお客様の信頼に応えます
1.お客様に安心して長くお使いいただける商品をお届けします
2.お客様の声に常に耳を傾け、商品とサービスに活かします
3.法令・社会規範・社内規則を遵守し、お客様に信頼される仕事をします

まとめ

株式会社SUBARUは、同社が誕生して以来「人を中心としたクルマづくり」を一貫しています。人の安全を確保するためのクルマづくりを行っています。また、多種多様な航空機ならびにコンポーネントの開発・生産に携わっています。同社はさらなる発展のため、新たなモビリティ領域に事業を展開していきます。
引用:株式会社SUBARU https://www.subaru.co.jp/

「vision」内 株式会社SUBARU

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