【経営理念-企業ピックアップ】古河機械金属株式会社

建設現場のトンネル内で、ドリルジャンボが掘削作業を行っている様子。古河機械金属が提供する機械が、社会インフラ整備に貢献し、安全で豊かな社会を実現する技術力を象徴する。

古河機械金属株式会社

古河機械金属株式会社は、1875年に創業しました。同社は銅山開発からはじまり、その後は機械事業・素材事業など、時代のニーズに応えるべく様々な事業を展開しています。

“国内シェア60%”確固たる地位を築く産業機械専門メーカー

古河機械金属は、銅山開発で培われた技術で産業機械専門メーカーとして確固たる地位を築いています。鉱山機械の修理部門から始まった同社の産業機械部門は、工業用ポンプ製品、破砕機・粉砕機など、幅広い製品を展開してきました。
工業用ポンプ製品には、固形物の混じった液体を輸送するスラリーポンプ、下水処理用の汚泥ポンプなどがあり、耐久性や耐摩耗性が求められる現場において強みを発揮しています。下水処理場、浄水場などで使用されている汚泥・汚水輸送用のポンプにおいて、同社は国内シェア60%を記録し、全国各地で生活基盤を支えています。

銅山で培った技術を活かし、機械と素材の両分野で事業を展開

銅山開発で培われた技術は、素材分野にも活かされています。古河機械金属は、工業用ポンプなどの産業機械に加え、ロックドリル、ユニック、金属、電子、化成品など幅広く事業を展開しています。
人々の豊かな生活と安心・安全な社会を守るために、同社の製品と技術はトンネル工事、土木・建築現場、インフラ関連、素材分野など様々な場面で活かされています。

2025年ビジョン「FURUKAWAPower&Passion150」

これは、創業150周年を迎える2025年度に向けた古河機械金属のビジョンです。同社は、2025年度の「カテゴリートップ・オンリーワンを基軸として成長する企業グループの実現」「連結営業利益150億円超の常態化」を目指し、以下の方針を定めています。

1.『CSV*の視点を織り込んだ「マーケティング経営」による古河ブランドの価値向上

2.機械事業の持続的拡大

3.人材基盤の拡充・強化

4.企業価値向上に資する投資等の積極的推進

5.経営基盤の整備

*CSV(Creating Shared Value…共通価値の創造):企業が社会課題に取り組んで企業価値・社会的価値を創造・両立させるという考え方

経営理念/社会基盤を支えてきた技術を進化させ、挑戦する気概をもって社会に必要とされる企業であり続ける

古河機械金属グループ経営理念

古河機械金属グループは、鉱山開発に始まり社会基盤を支えてきた技術を進化させ、常に挑戦する気概をもって社会に必要とされる企業であり続けます。

古河機械金属は、「社会インフラ整備」「安全で環境に優しい豊かな社会の実現」という「社会価値」の創造に貢献することで、初めて「企業価値」も創造できると考えています。同社はこの経営理念の下、「現状に満足せず、スピード感を持って、常に変革し続ける企業」を目指しています。

まとめ

古河機械金属株式会社は、2025年に創業150周年を迎える産業機械専門メーカーです。銅山開発で培った技術を活かして、機械と素材の両分野で事業を展開し、人々の便利で豊かな社会を支えています。同社は挑戦を重んじる企業であり、これからも現状に留まらず変革をし続け、社会に貢献していきます。

引用:古河機械金属株式会社 https://www.furukawakk.co.jp/

「vision」内 古河機械金属株式会社

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