【経営理念-企業ピックアップ】セガサミーホールディングス株式会社

セガサミーホールディングス株式会社

「ソニック」「龍が如く」など数多くのヒット作で知られるゲームメーカーのセガと、パチンコ・スロットの大手サミーが2004年に経営統合して誕生した総合エンタテインメント企業です。韓国PARADISE GROUPとの合弁会社で持分法適用関連会社のパラダイスセガサミーが北東アジアで初となる韓国の統合型リゾート「パラダイスシティ」を運営しています。

幅広い“遊び”を展開

自社を「総合エンタテインメント企業」とするセガサミーグループは、以下の3つを中心に事業を展開しています。
エンタテインメントコンテンツ事業:ゲームコンテンツや映像、玩具など
遊技機事業:パチンコやスロットの開発や販売
ゲーミング事業:統合型リゾートやカジノ機器など

幅広く事業を展開するセガサミーHDでは、歴史の中で生み出してきた多くのヒット作品をパチスロや家庭用ゲーム、玩具、映像などに展開しています。グループシナジーにより新たな付加価値を生み、世界中の人々に感動体験を提供し続けるとしています。

「ヒットビジネス」を支える強い財務基盤

グループの事業についてセガサミーHDは公式HP「投資家情報」で、ヒット作の有無が業績に大きく影響する「ヒットビジネス」であると紹介しています。ヒットビジネスでは継続的な開発投資が求められますが、セガサミーHDでは安定的な開発投資をキャッシュ創出力のあるパチンコ・スロット分野と財務安定性が支えているそうです。

企業価値の向上を目指しキャッシュフローを投資

2025年3月期からの中期計画「WELCOME TO THE NEXT LEVEL!」では、次のレベルに移行するため各事業の位置づけを明確化し、事業セグメントの変更などをおこなっています。遊技機事業からのキャッシュフローを、新たな事業の柱として育成中のゲーミング事業と、家庭用ゲームやアニメ、玩具などのコンシューマ分野に投資していくとのことです。

セガサミーホールディングスのグループミッション

『感動体験を創造し続ける~社会をもっと元気に、カラフルに~』
公式HP「トップメッセージ」において、代表取締役社長 グループCEOの里見治紀氏は、エンタテインメントについて、なくても生きていけるけれども人生に彩りを与えてくれるとしたうえで、製品やサービスで「感動体験」や「共感」を生み出し、『社会を元気に、カラフルに彩りたい。』としています。「トップメッセージ」は『エンタテインメントを通じて社会から求められる存在であり続けるため、これからもグループ一丸となって感動体験を創造していきます。』という言葉で結ばれています。

まとめ

「総合エンタテインメント企業」セガサミーホールディングス株式会社は、グループシナジーを活かし、生み出した数々のヒット作を幅広い事業で展開しています。中期経営計画で遊技機事業などからのキャッシュをゲーミング事業などに投資していく方針を示しています。

引用:セガサミーホールディングス株式会社 https://www.segasammy.co.jp/ja/

関連記事

  1. 【経営理念-企業ピックアップ】株式会社岡三証券グループ

  2. 【経営理念-企業ピックアップ】AGC株式会社

  3. 【経営理念-企業ピックアップ】株式会社明光ネットワークジャパ…

  4. 【経営理念-企業ピックアップ】靜甲株式会社

  5. 【経営理念-企業ピックアップ】株式会社データホライゾン

  6. 【経営理念-企業ピックアップ】ペプチドリーム株式会社