【経営理念-企業ピックアップ】株式会社アサカ理研

株式会社アサカ理研

株式会社アサカ理研は1969年の創業以来、有価金属の回収・再生をはじめとした事業を通じ、持続可能な社会の実現に貢献しています。

資源の有効活用に貢献

アサカ理研は、リサイクルが社会にまだ浸透していない時代から、環境保全や資源の有効活用を目指した事業を手掛けています。半世紀にわたり成長を続けてきた同社は現在、以下3つの主力事業を展開しています。それぞれの事業で技術を進化させながら、資源の有効活用に貢献しています。

1.独自の回収・再生技術で都市鉱山から有価金属を回収する「貴金属事業」

2.使用済み薬液を新液へと再生し、その過程で銅を回収する「環境事業」

3.貴金属事業・環境事業から生まれた、品質管理ソフトの開発を主とする「システム事業」

資源の可能性を見出し、循環させる

アサカ理研のコア技術は、分離・精製技術と選択的剥離技術です。
他社に先駆けて分離・精製技術の実用化を図り、有価金属のスピーディかつ高い回収率を実現しています。また、選択的剥離技術は、独自の薬液配合や溶解速度のコントロールにより、母材を痛めない高品質洗浄を可能にしています。
これらの強みを活かし、各業界の顧客のニーズに応えています。

新たな事業への参入

リチウムイオン電池(LiB)や最先端デバイスなどの材料として使用されるレアメタルの調達や鉱山開発には、環境負荷や社会問題などの課題があります。アサカ理研では、半世紀にわたり培ってきた技術を活かし、2013年よりレアメタル事業に、2019年よりLiB再生事業に参入しています。
使用済みのLiBからレアメタルを再生し、LiBの材料として供給する”LiB to LiB”の早期実現を目指し、挑戦を続けています。

社是「豊かな創造性を発揮し、社会貢献を果たす」

アサカ理研は、社是「豊かな創造性を発揮し、社会貢献を果たす」の下、リサイクルが社会に浸透していない時代から、環境保全や資源の有効活用に貢献し発展を続けています。
同社は、持続可能なサーキュラーエコノミー実現を通じ、鉱山開発や資源の安定調達・廃棄処分といった環境問題・社会問題の解決を目指しています。

まとめ

株式会社アサカ理研は創業以来、有価金属の回収・再生をはじめとした事業を通じ、持続可能な社会の実現に貢献しています。同社は、リサイクルが社会に浸透していない時代から、環境保全や資源の有効活用を目的とした事業を手掛け、現在は使用済みリチウムイオン電池からレアメタルを再生し、新たな電池の材料として供給する「LiB to LiB」の早期実現を目指しています。持続可能なサーキュラーエコノミー実現へ向け、これからもアサカ理研は環境問題・社会問題に即した事業を展開していきます。

引用:株式会社アサカ理研 https://www.asaka.co.jp/

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