任天堂株式会社は『娯楽を通じて人々を笑顔にすること』を存在意義とし、世界中で親しまれているゲームやキャラクターを創造し続けています。今やゲームの枠を超え、多方面に広がる任天堂株式会社の事業は、どのような想いを大切に展開されているのでしょうか。企業の想いに触れ、あなたのキャリアの一歩を後押しする“ヒント”をお届けします。
任天堂株式会社
任天堂の歴史は、1889年に山内房治郎氏が花札の製造を手がけたことに始まります。1902年には日本初となるトランプの製造にも乗り出しました。
1947年に株式会社丸福を設立し、1951年には任天堂骨牌株式会社に社名を変更、1963年に現在の社名に変更しています。
1980年発売の「ゲーム&ウオッチ」が社会現象となったことを契機に、主軸をゲーム機事業へ転換しました。その後、1983年に「ファミリーコンピュータ」を発売し、1985年にはゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ」を発売しています。
ゲームとキャラクターを軸に娯楽を提供
子会社29社と関連会社5社を含むグループで事業を展開する任天堂は、ホームエンターテインメント分野で娯楽製品の開発・製造・販売を行う企業です。
主力製品はゲーム専用機とソフトウェアで、現在は「Nintendo Switch」「Nintendo Switch 2」を中心に、ゲームソフトや追加コンテンツ、「Nintendo Switch Online」などのサービスを提供しています。
さらに、モバイルアプリや映像コンテンツなど、IP(知的財産)を活用した事業にも注力しており、キャラクターグッズやトランプなども取り扱っています。
さまざまな形でIPと人々をつなぐ
ゲーム専用機と「スーパーマリオ」をはじめとする多彩なゲームソフトを軸に培ってきた「任天堂独自のユニークな娯楽」は、近年では映像コンテンツやモバイルアプリ、ロケーションなど、ゲームの枠を超えて広がっています。
2021年にユニバーサル・スタジオ・ジャパンに「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を開設し、2023年には映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を公開しました。また、2024年には京都に「ニンテンドーミュージアム」をオープンするなど、IPとの接点を多様な形で提供しています。
大切にする2つの指針
任天堂は、ゲームから生まれたキャラクターを使用したコンテンツやサービスを品質にこだわり制作することで顧客との信頼関係を築き、IPのファン拡大を図っています。これはゲームだけではなく、他の取り組みにも共通する指針です。
また、世代を超えて娯楽体験を共有できるという強みを活かし、顧客との長期的な信頼関係を築くことを大切にする姿勢を示しています。
任天堂の存在意義
娯楽を通じて人々を笑顔にすること
出典: 任天堂株式会社HP 2026年3月期 第2四半期決算説明会資料 P19
任天堂は、2025年6月の「Nintendo Switch 2」の発売を契機として、ビジネスの目的を再確認したそうです。任天堂のビジネスの中心には常に「娯楽」があり、安心して楽しめる「娯楽」を通して、世界の人々を笑顔にし続ける企業でありたいという考えを、存在意義として発表しました。この存在意義は、これまでも、そして今後も変わることはないとしています。
まとめ
花札製造を祖業とする任天堂株式会社は、「ゲーム&ウオッチ」のヒットを契機に主軸をゲーム機事業へ転換しました。『娯楽を通じて人々を笑顔にすること』を存在意義とし、IPのファン拡大と、長期的な信頼関係の構築を大切に事業を展開しています。




