株式会社データホライゾンは、医療データの力で社会の未来を切り拓くことを目指して事業を展開している企業です。医療費の適正化や人々の健康増進に貢献する仕組みを進化させながら、大規模データベースを活用した革新的なサービスを提供しています。その事業の根底にある、『感謝・感恩・感動』を軸にした経営理念を紐解いていきましょう。企業の想いに触れ、あなたのキャリアの一歩を後押しする“ヒント”をお届けします。
株式会社データホライゾン
1982年に株式会社ワイエス企画として設立され、翌年にガソリンスタンドや養豚所向けシステムの開発販売の事業を始めました。その後1996年に株式会社医療情報研究所を設立し、医療情報データベースの構築を始めています。2000年には現在のデータホライゾンに社名変更しました。2006年にジェネリック医薬品促進通知サービスを開始し、さらに医療費適正化フルアウトソーシング「ヘルスケアやまと」などのサービスを開発・提供してきました。2022年にはデータヘルス関連に強い株式会社DeNAの連結子会社となっています。
健康・医療の課題を解決
データホライゾンはデータヘルスとデータ利活用の2本柱で事業を展開しています。
データヘルス事業
保険者の保健事業を支援し、生活者の健康増進と医療費の適正化を目指しています。また、ヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom」等の展開も行っています。
データ利活用事業
自治体や大学、製薬会社などにデータソリューションを提供し、エビデンス創出を支援しています。これまでに290件以上の論文・学会発表でデータベースが活用されています。
レセプト分析の先駆者的存在
データホライゾンはレセプト分析技術と医療関連の大規模なデータベースを強みとしています。
早くからレセプト(診療報酬明細書)に着目し、紙レセプトからの電子化を進め、長年分析を続けてきました。それにより医療費グルーピング技術を活用した、傷病名による抽出が可能になりました。さらに特許取得済みの傷病管理システムにより重症度判定や階層化を行い、重症化予防対象者の抽出や病期別指導が実現しています。
また、1996年から蓄積したデータベースには年間約8.5億件のレセプト情報などが含まれ、主要製品やサービスに活用されています。
データホライゾンの展望
データホライゾンは2026年3月期において、構造改革の成果を反映した上での売上前年比20%超を目標として定めています。データヘルス事業では事業構造の変革を意図し、営業強化やAI活用による生産性向上で自治体市場のトップシェア拡大を目指しています。データ利活用事業はソリューションや営業体制を拡充し、取引社数・単価を伸ばしながら投資を継続していく方針です。さらに既存資産を活用した規律ある投資を進め、中長期的な事業拡大に向けた準備を行うとしています。
データホライゾンの経営理念
私たちは感謝・感恩・感動の三感を源にして
縁ある方々の期待を超える感動の流れを生み出し
社会の進化と未来の環境に貢献し続けます
データホライゾンは、顧客だけでなく社員や縁のある人々が目標を達成し向上するために、お客様第一主義を貫く姿勢が不可欠であると考えています。変化を恐れず、時代や顧客のニーズに柔軟に対応しながら、永く信頼される企業として安心して健康に暮らせる環境を作っていくとしています。
まとめ
株式会社データホライゾンは、レセプト分析と医療情報データベースで医療費適正化を実現してきました。『感謝・感恩・感動』を源に、社会の進化と未来の環境に貢献するとしています。




