理研計器株式会社
理研計器株式会社は、1939年設立の産業用ガス検知警報器のメーカーです。「見えない危険を、見える安心に」をスローガンに、あらゆる産業の働く人々をガスから守るため、ガス検知警報機に関わるすべてのサービスを一貫体制で提供しています。
高精度・連続測定・高速応答を実現した唯一の熱量計「OHC-800」
熱量計のあらゆる課題や要望を解決するOHC-800は、石油精製、鉄鋼業界、造船、研究所/大学、食品業界、ガス会社、タービンメーカー、ガラス製造業者など、熱量測定が必要な様々なシーンに導入しています。
タービンや炉の空燃比の最適化、天然ガスまたはLNG気化ガスの熱量調整、鉄鋼副生ガスの熱量測定や組成分析に活かしています。
大手エンジニアリング会社やガス会社、タービンメーカーなど、200台以上の納入実績があり、海外の豊富なネットワークを活かし、国際市場へのさらなる拡販を行っています。
また同社の主な営業品目は、可燃性ガス検知・警報器、酸欠事故防止用ガス検知・警報器、毒性ガス検知・警報器、複合ガス検知・警報器、環境測定用各種測定器/その他諸機器などを取り扱っています。
理研計器の一貫体制
同社は、設立から80年を超える企業です。
1920年代に頻発していた、オイルタンカーの爆発事故防止を目的として、日本初の学術研究機関「財団法人 理化学研究所」(現 国立研究開発法人 理化学研究所)にて発明された、光波干渉式可燃性ガス検知器の商品化量産化を目的として、同社は、1939年に設立されました。
以来、ガスによる危険災害から産業で働く人々の安全安心を守るため、産業用ガス検知警報機器及び各種ガスセンサを独自に開発・提供することにより、重要な社会的使命を果たしてきました。
同社の現在のフィールドは、ガスが発生する可能性がある場所、ガスを使用しているあらゆる産業に拡がっています。
それらの産業を支えるため、研究からアフターサービスまで、一貫体制でお客様へ提案しています。
開発
「コア・コンピタンス」
ガス検知器の心臓部であるセンサはすべて最先端の技術で開発をしています。
世界中のどの企業にも真似できない独自のセンサを開発するための研究を毎日続けています。
研究
「安全・安心を実現させる研究開発」
ガス検知器の心臓部であるセンサはすべて最先端の技術で開発をしています。
そのセンサを搭載した製品についても電気回路設計・機械設計・ソフトウェア工程設計などの開発を行っています。
生産
「多品種少量生産システム」
センサ・製品の多品種少量生産にフレキシブルに対応できる生産体制を確立しています。
品質管理
「こだわりの品質」
お客様に安心して使用していただける品質を目指し、工程管理、評価試験、検査など厳正にチェックを行っています。
販売
「提案型セールス」
幅広い製品の中からお客様のニーズにあった製品を経験豊富な専門スタッフが提案します。
アフターサービス
「安心のメーカー点検」
全国に配備されたサービスステーションのスタッフが購入いただいた製品の立ち上げ、調整、修理、法定点検などのアフターメンテナンスを行います。
国内のトップメーカーから、世界のトップメーカーを目指す
同社グループは、中長期的な目標として産業用ガス検知警報器分野で国内のトップメーカーから、世界のトップメーカーを目指しています。
①競争力(価格・技術・品質)の強化、②販売サービス体制の最適化を積極的に推し進めていきます。
競争力強化の具体策は、同社の独自の技術による新製品の開発により、「多機能化」、「小型化」、「高信頼性」を実現する製品差別化戦略で、価格・技術・品質面での競争力の強化を目指しています。
販売サービス体制の最適化では、ユーザーの工場の新設・移転等の事業環境の変化に対応するため、拠点の新設・統合等を含む柔軟かつ機動的な再配置、最適なサービス体制を目指し、運用面での技術指導から保守点検に至るまで万全なサービスネットを構築し、ユーザーニーズを素早くキャッチアップする体制づくりを推し進めていきます。
今後は、海外市場シェア拡大の経営方針のもと、海外進出を加速させ、世界市場におけるシェアの拡大を目指していきます。
経営(企業)理念/人々が安心して働ける環境づくり
「経営理念である『人々が安心して働ける環境づくり』を永久のテーマとして、当社のコアコンピタンスであるガスセンサ技術及び製品開発力を一層強化し、研究開発、生産、販売、アフターサービスの自社一貫体制の下、ガスという見えない危険から尊い人命と貴重な財産を守るため、高機能高品質の製品を提供してまいります。」
まとめ
理研計器株式会社は、創業以来、最先端の技術を用いた産業用ガス検知警報器で、働く人々をガスから守ってきました。「人々が安心して働ける環境づくり」を永久のテーマに、これからもあらゆる産業に不可欠な企業として、事業を世界へさらに拡大していくと思われます。
引用:理研計器株式会社 https://www.rikenkeiki.co.jp/
「vision」内 理研計器株式会社