【経営理念-企業ピックアップ】株式会社KADOKAWA

株式会社KADOKAWA

株式会社KADOKAWAは、2014年に設立されました。総合エンターテインメント企業として、出版・映像・ゲーム・Webサービス・教育・MD・インバウンド関連などの幅広い事業を展開しています。

出版を軸とした新規IPの創出

同社では、毎年約5,000点の新刊書籍と雑誌を刊行し、文芸、ライトノベル、コミック、児童書、ビジネス、ライフスタイルなど、幅広いジャンルのIP(Intellectual Property)を創出しています。
紙と電子の出版はもちろん、Web、動画配信、コンテンツサービスとの連動、ならびに、海外展開にも力を注いでいます。
総合電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」を中心とした各種電子プラットフォームの展開と、UGC(User Generated Contents)発の作品発掘・新人作家育成も行っています。
今後もジャンルの垣根を超えて、ALL KADOKAWAでの包括的な出版戦略に取り組み、メディアミックスの源泉でもある作品創出力の向上を目指し取り組んでいます。

書籍・映画・アニメなどを通じて多彩なIPを創出

同社グループは、創業以来、時代の変化に合わせて業態を変革しながら事業領域を拡大してきました。
書籍、映画、アニメ、ゲーム、およびUGCプラットフォームなどを通じて多彩なIPを創出し、それらを世界に広く展開する「グローバル・メディアミックス」の推進を基本戦略としています。
「ところざわサクラタウン」を中核とするコトビジネスの展開や、DX(デジタルトランスフォーメーション)による事業の効率化を推し進めています。
多種多様な形でエンターテインメントをお楽しみいただけるよう、コンテンツとサービスの拡充を進めています。

基本戦略/グローバル・メディアミックス

①豊富で多様なIPを電子書籍・アニメ・ゲームを中心とするメディアミックスによりグローバルに展開していきます。
②リアルとデジタルの融合によりIPの世界観を新たなUXで提供しIPの価値を最大化していきます。
基幹事業の規模拡大と、ESG/SDGsを意識した経営と、収益力の向上で、中長期的な「自足的成長」と「企業価値向上」を図っていきます。

打ち手

1.新規IP点数の拡大
2. DXの加速
3. 電子書籍のグローバル展開
4. アニメ事業の強化
5. ゲーム事業の大型タイトル投入
6. EdTechのリーディングカンパニーを目指す

グループ理念・経営理念/「不易流行」

『不易流行』は芭蕉が到達した俳句の理念ですが、角川書店の創業者・角川源義は、その精神を自らの出版事業の根源に据え、実践しました。
新しさを極め続ければ変わらないものが見えてくる。
変化を恐れずに挑戦し続ける心がKADOKAWAスピリットです。
KADOKAWAの経営理念を『不易流行』とし、その志を未来につなげます。

まとめ

株式会社KADOKAWAは、出版を軸に映画やアニメなどの様々なエンターテインメントを生み出してきました。今後も、変化を恐れずに挑戦し続け、豊富で多様なIPを活かし電子書籍・アニメ・ゲームを中心としたメディアミックスによりグローバルに展開していくと思われます。

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