【経営理念-企業ピックアップ】三ツ星ベルト株式会社

自動車のエンジンルーム内で、ベルトがかけられた滑車と機械部品が写っている。三ツ星ベルト株式会社が「ものづくり」への情熱を大切にし、自動車用伝動ベルトなどの製造を通じて、社会に貢献していることをと、同社の技術力と持続可能な社会への貢献意欲も表現。

三ツ星ベルト株式会社

三ツ星ベルト株式会社は1919年の創業以来、「ものづくり」への情熱を絶やすことなく、メーカーとしての強い信念を大切にしながら、自動車用伝動ベルトなどの製造を通じ、社会に貢献してきました。

MITSUBOSHIの技術力-自動車用伝動ベルト-

低燃費化に向けた競争が激化する日本の自動車業界のニーズに応えるべく、三ツ星ベルトが世界に先駆けて開発に成功したのが、補機駆動システム用の「低フリクションロスベルト」です。ベルトの曲がりや変形による屈曲ロスを、ベルトリブ部の内部発熱を抑えることで低減に成功しました。約3万点と言われる自動車部品の中から補機駆動用ベルト単体で低燃費化を実現し、さらに耐発音性や耐摩耗性といった機能も両立させた画期的な製品として、自動車メーカーへの採用が広がりつつあります。

新規事業製品への挑戦

ベルト製造で培った技術を活かし、新規事業製品の開発にも力を入れています。これまで銀ナノ粒子を活用した導電ペースト・ペースト顔料や、銅ペースト・回路基板・ガラス用塗料を開発してきました。新規事業ながらその高い技術力が認められており、気象衛星に採用されるに至っています。三ツ星ベルトでは、ベルトの次の柱となる製品を創るべく、研究に取り組んでいます。

持続可能な社会の実現へ向けて

三ツ星ベルトは、持続可能な社会の実現につながる研究、次世代を担う高機能・高精密・高品質な製品開発、環境に関する社会的課題への積極的な取り組みなど、持続可能な社会の実現に繋がる企業づくりを推進し、すべてのステークホルダーに信頼される経営を目指しています。

基本理念「人を想い、地球を想う」

三ツ星ベルトは、基本理念「人を想い、地球を想う」の下、社会課題の解決に向けて持続的な成長と変革を具現化し、豊かな未来の実現を目指していきます。

まとめ

三ツ星ベルト株式会社は、「ものづくり」への情熱を絶やすことなく人々の暮らしを支える製品を提供してきました。同社の開発した「低フリクションロスベルト」は、自動車の低燃費化に貢献する画期的な製品であり、自動車メーカーからの需要が高まっています。また、ベルト製造で培った技術を活かして新製品を開発するなど、新分野にも注力し、持続的な成長を可能としています。三ツ星ベルトは、これからも基本理念「人を想い、地球を想う」の下、豊かな社会の構築に貢献していきます。

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