【経営理念-企業ピックアップ】任天堂株式会社

任天堂株式会社

任天堂株式会社は、明治22年(1889年)9月創業、京都市下京区にて花札の製造からスタートした、歴史ある企業です。

「いつでも、どこでも、誰とでも」

ゲーム専用機ビジネスとして、「いつでも、どこでも、誰とでも」遊ぶことができる、「Nintendo Switch」。その魅力をより幅広い層の人に知ってもらえるよう、さまざまな人に楽しんでもらえるソフトを提供しています。
また、「Nintendo Switch Online」のサービスなどを通じて、デジタルビジネスの強化や、ユーザーとのより長期的な関係の構築に力を入れています。

時代の変化に応じた商品の開発

同社の特徴は、時代の変化に合わせた主力商品の開発力です。明治22年9月の創業時は主に花札を主力商品としており、明治35年には日本初のトランプ製造に着手しています。
その後も主力商品はトランプでしたが、昭和48年に業務用レジャー・システム「レーザークレー射撃システム」を開発。
昭和58年に「ファミリーコンピュータ」を発売して以来、独創的なハード・ソフト一体型の娯楽製品を世界に向けてつくり続け、日本発で世界に通じる数少ないホームエンターテインメント分野の産業において、ゲーム文化の代名詞として知られるブランドを確立しました。
売上高は1兆円を超える(2020年3月期の連結業績)知らない人はいない企業といえます。

任天堂IP(知的財産:Intellectual Property)に触れる人口の拡大

任天堂の中核事業であるゲーム専用機ビジネスでは、Nintendo Switchの魅力の発信や、「スーパーマリオ」をはじめとするゲームソフトの展開がされています。同社は、ゲーム専用機ビジネスを持続的に活性化させるために、「任天堂IPに触れる人口の拡大」を基本戦略として掲げ、この基本戦略のもと、「マリオ」をはじめとする任天堂のキャラクターを、映像コンテンツ、テーマパーク、マーチャンダイズなど、幅広い分野へ展開しています。
これらの活動を通じて、世界中の人々が任天堂IPへの愛着を深めること、ゲーム専用機ビジネスにより関心を持ってもらうことを目指していきます。

「独創」の精神

1983年に「ファミリーコンピュータ」を発売して以来、独創的なハード・ソフト一体型の娯楽製品を世界に向けて創り続け、2017年には新しい家庭用据置型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」を発売しました。
「Nintendo Switch」は、「いつでも、どこでも、誰とでも」という自由なプレイスタイルで、さまざまなゲームを楽しむことができる、独創的な商品です。
娯楽企業としての任天堂の使命は、任天堂の商品やサービスを通じて、世の中の人々を笑顔にすることにあると考えています。
そのために、これまでとは違った、新しく面白い娯楽体験を提供することに挑戦し続けています。生活必需品とは違って、面白くなければ価値を感じていただけません。
だからこそ、任天堂は「従来とは違うこと、他とは違うことにこそ価値がある」という「『独創』の精神」を最も大切にしてきました。
それは、社員の一人ひとりに息づいており、将来にわたって引き継いでいく任天堂のDNAでもあります。

まとめ

任天堂株式会社は、ホームエンターテインメントの分野で新しい娯楽の創造を目指して事業を展開し、世界のユーザーへ「かつて経験したことのない楽しさ、面白さを持った娯楽」を提供することを最も重視しています。

引用:任天堂株式会社 https://www.nintendo.com/jp/index.html

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