株式会社ソラストは医療・介護・保育といった社会福祉に関する事業を展開している企業です。この記事では、株式会社ソラストの成り立ちや今後の事業、企業理念を深掘りしていきます。『安心して暮らせる地域社会を支え続けます』という企業理念は、どのような想いがこめられているのでしょうか。企業の想いに触れ、あなたのビジョンに寄り添う“ガイド”をお届けします。
株式会社ソラスト
1965年創業の株式会社ソラストは、日本初の医療事務教育機関として医療事務の通信教育を開始しました。1969年には診療報酬請求の業務受託を開始し、その後医療関連の受託事業を中心に発展してきました。社会福祉領域で人材の育成と活躍の場を提供することを事業の柱とし、1999年に介護事業、2002年には保育事業に進出しています。
社会福祉の領域で3つの事業を展開
公式HPによるとソラストでは現在、全国で約3万人の社員が社会福祉領域の医療・介護・保育事業に携わっています。
医療事業では、高度な医事スキルを身に付けた人材とICTを活用し、提携先の医療機関は全国1,400以上にのぼります。
介護事業は「自立支援と地域トータルケア」を基本理念に、身体機能の回復と維持・向上を重視したサービスを拡充しているそうです。
保育事業は子どもたちの好奇心を重視し、保護者が「安心して預けられる場所」を心がけているとのことで、東京都を中心に67ヶ所の施設を運営しています。
人材供給力と育成に強み
公式HPにて代表取締役社長CEOの野田亨氏は『有能な人財を迎え入れ、育て、活躍の場を提供し続けること』と、環境に応じ変化できることの2つを強みに挙げています。
医療事務は一般事務と比較し採用倍率が高い傾向がありますが、求人サイト「Pro Doctors」によるとソラストでは自社メディアから年間2万人の医療事務スタッフの応募を獲得しているそうです。さらに医師事務作業補助者、看護助手などの職種にも対応しており、Web学習や専門テキストを活用し短期間で人材の育成もおこなっています。
ソラストの展望
2025年度から2029年度の中期経営計画において、ソラストは、「人的資本経営強化×テクノロジー」を重点戦略に掲げ、持続的な成長の確保を目指しています。医療事業では次世代アウトソーシング事業育成など、介護事業はサービス稼働率・入居率の改善など、保育事業は保育の質の向上と差別化戦略などをおこなう方針です。また、全社施策として、次世代IT基盤への刷新を含む新規IT投資、財務の健全化などを挙げています。
ソラストの企業理念
私たちは、人とテクノロジーの融合により、「安心して暮らせる地域社会」を支え続けます。
地域密着型のサービスをおこないお客様の元気と笑顔を支え続ける存在でありたいとの思いを込めて、ソラストは2022年に企業理念を改定しています。
まとめ
株式会社ソラストは、1965年に日本初の医療事務教育機関として創業されました。『私たちは、人とテクノロジーの融合により、「安心して暮らせる地域社会」を支え続けます。』という企業理念のもと、医療・介護・保育の3分野で事業を展開しています。2025年度からの中期経営計画では「人的資本経営×テクノロジー」を軸に、持続的な成長の確保を目指しています。
引用:株式会社ソラスト https://www.solasto.co.jp/