【経営理念-企業ピックアップ】株式会社MIXI

株式会社MIXI

株式会社MIXIの原点は、創業者 笠原健治氏が1997年に始めた求人サイト「Find Job!」にあります。1999年に有限会社イー・マーキュリーとして法人化し、2004年にはSNS「mixi」の運営を開始し、2年後に現在の社名へ移行しました。
現在MIXIは交流型ベッティングや観戦体験などのスポーツ、「mixi」などのライフスタイル、「モンスターストライク」が人気のデジタルエンターテインメント、投資の4つのセグメントで事業を展開しています。

モンスターストライク

2013年に配信を開始した「モンスターストライク(モンスト)」は、最大4人で遊べる爽快なアクションRPGです。スマートフォンの特性を活かし、指でモンスターを弾いて敵を倒すというシンプルな操作が特徴です。「モンスターストライク」はリアルイベント、他社IPとのコラボ、動画・アニメ配信、公式ストア展開など多角的なメディア展開を行い、台湾・香港・マカオでもサービスを提供しています。また、MIXIは2025年8月より渋谷区のふるさと納税の返礼品として、ゲーム内通貨「オーブ」の提供を開始しています。

何よりもコミュニケーションを重視

代表取締役社長 上級執行役員 CEO 木村弘毅氏はSTORY AGEのインタビューに対し、MIXIが創業以来コミュニケーションを大切にしてきたとし『コミュニケーションも新たなスタイルへとアップデートされ、次の時代へと紡がれていくべきです。』と語っています。また、MIXIが単にコミュニケーションを軸にするのではなく、テクノロジーを活用したコミュニケーションに特化してきたことが差別化を可能にしたとしています。テクノロジーを基盤としたコミュニケーションサービスにおいて、どんな企業にも負けないものを持っているという自負があると述べています。

MIXIの展望

企業価値向上に向けてMIXIは、「事業成⻑による収益の最大化」「M&Aによる事業拡大」「株主資本の適正化」の3つを軸に取り組んでいくそうです。事業成長では、スポーツ分野でのAIによるレース結果の予想やライフスタイル分野の「みてね」における動画生成機能、エンタメ分野の「モンスターストライク」のインド進出やIP化を推進していくとしています。M&Aではシナジー創出とガバナンス強化に注力、株主資本適正化については株主資本コストをROEが上回るまで総還元性向100%の方針を継続していくとのことです。

MIXIのパーパス

豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む。

まとめ

株式会社MIXIは、テクノロジーを活用したコミュニケーションを軸に4分野で事業を展開しています。代表作「モンスターストライク」は多角的に展開され、今後の企業価値向上に向けて事業成長・M&A・資本効率の強化に取り組むとしています。

株式会社MIXIの公式サイトはこちら

株式会社MIXIの情報詳細はこちら

関連記事

  1. 白くシンプルなデザインの棚に、整然と並べられた無印良品の文房具や雑貨。株式会社良品計画の「しるしの無い良い品」というコンセプトと、「シンプル」「高品質」な商品が、人々の「感じ良い暮らし」に貢献する様子を表現。

    【経営理念-企業ピックアップ】株式会社良品計画

  2. 【経営理念-企業ピックアップ】フジッコ株式会社

  3. 実験台に並べられた複数の顕微鏡。ラクオリア創薬株式会社が「創薬を通じて人々の健康に貢献」という経営理念のもと、医薬品の研究開発に取り組んでいることを示唆しています。

    【経営理念-企業ピックアップ】ラクオリア創薬株式会社

  4. 【経営理念-企業ピックアップ】エレマテック株式会社

  5. 【経営理念-企業ピックアップ】東洋水産株式会社

  6. 夕焼け空の下、高速道路を走る車から撮影された流れるような視点。これは、日産自動車が「他のやらぬことを、やる」という創業精神のもと、革新的な自動車と「プロパイロット」などの自動運転技術で人々の移動を豊かにし、未来のモビリティ社会を創造していることを象徴しています。

    【経営理念-企業ピックアップ】日産自動車株式会社