【経営理念-企業ピックアップ】工藤建設株式会社

白いヘルメットをかぶった女性と黄色のヘルメットをかぶった男性の建設作業員が、骨組みが組まれた建設現場でタブレットを使い打ち合わせをしている。総合建設業である工藤建設の事業内容や、中期経営計画を象徴するイメージ。

工藤建設株式会社

工藤浄水工業所として1966年に創業し、1971年に法人化して工藤建設株式会社に社名変更されました。神奈川県を基盤とする地域密着型の総合建設業として、特に横浜市北部の都市化とともに事業を拡大・展開してきました。現在では建設事業に加え不動産事業や介護事業もおこなっています。

地域密着型の総合建設業

工藤建設は総合建設業として多様な構造の建築物を手掛けるほか、バリューアップや長寿命化といったリノベ―ションもおこなっています。土地活用ではグループ各社と連携し、ワンストップで土地の資産価値を高める魅力的な提案をおこなっているそうです。また、工藤建設は長年にわたり注文住宅も取り扱っており、年齢を重ねてきた過去の依頼主に対し創業者の工藤五三氏は「お世話になったお客様に恩返しをしたい」という思いを抱いたそうです。その思いをきっかけに2003年に介護事業に進出し、M&Aを活用しつつ事業を拡大しています。

地下室付き住宅のパイオニア的ブランド「フローレンスガーデン」

1994年に建築基準法が改正され、一定の条件を満たすと地下室の床面積が3分の1を上限に容積率に算入されなくなりました。それにより、同じ建坪でも地下室を設けることでより広い居住空間を確保できるようになりました。このような法改正を受け工藤建設はいち早く北米型地下室付き注文住宅フローレンスガーデンの取り扱いを始めました。半地下工法ならではの風通りのよさと採光のしやすさを特長とするフローレンスガーデンは、東京や神奈川における地下室付き住宅へのニーズに応え、これまでに1,200棟以上を施工してきた実績があるそうです。

生活舞台創造企業

2024年度~2026年度の中期経営計画において、工藤建設は『未来・環境・幸福をつなぐリーディングカンパニー』を2030年の目指す姿として掲げています。
これからの社会は人口減少や少子高齢化、デジタル化の進展など、大きな変化に直面するとしたうえで、「生活舞台創造企業」としてすべてのステークホルダーの幸福の実現を目指すとしています。

工藤建設の経営理念

「善き行い、善き仕事」を積み重ね、当社に関わった人に「工藤建設があって良かった」と感じてもらえる企業を目指します。

工藤建設の企業活動の根底には「地域に必要とされる企業でありたい」という強い思いがあるそうです。

まとめ

1966年創業の工藤建設株式会社は横浜市に本社を構える総合建設企業です。注文住宅「フローレンスガーデン」では、地下室付き住宅など独自のスタイルを確立し、都市部のニーズに応えています。介護事業は顧客へ恩返しをしたいという思いから始まり、地域への感謝を込めた取り組みとして展開されています。工藤建設は「生活舞台創造企業」として、2030年には「未来・環境・幸福をつなぐリーディングカンパニー」となることを目標に掲げています。

引用:工藤建設株式会社 https://www.kudo.co.jp/

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