株式会社やまみ
1975年設立の株式会社やまみは、西日本を中心に事業を展開している豆腐など大豆食品の生産メーカーです。広島、滋賀、静岡に工場を構えており、水産加工食品(練り製品)の製造販売もおこなっています。
大量生産力
やまみは日本の食卓に欠かせない食品の1つ、豆腐類の製造と販売を行っています。やまみは先行投資で製造ラインの強化と自動化を積極的に進め、同業他社の約2倍の大量生産に対応できるそうです。これによりコストが削減され、卸価格の低減が実現しました。
また加熱殺菌の機械の導入により簡便化した衛生管理と、製造・梱包ラインの自動化により作られた無菌状態によって、賞味期限の延長が実現したそうです、中には賞味期限が3日から10日~2週間へと長持ちするようになった製品もあり、廃棄ロス率の低下に繋がっているとのことです。
スーパーで生まれた利潤
やまみの提供する低価格な製品は、お客様から高く支持されているとのことです。さらに長い賞味期限は売り場での値引き・廃棄率を下げるため、スーパーなどの小売店で利益を生むことにつながっています。やまみは豆腐製造の技術と設備だけではなく、このように取引先で利潤が生まれる仕組みを作り上げたことも誇りとしているそうです。
海外進出へ向けて
ADVISER naviが2024年6月におこなったインタビューにおいて、代表取締役社長の山名徹氏は事業の今後について『将来的には関東市場を中心に拡大し、ある程度の売上シェアを確保できたら、海外市場で健康食品としての展開を進めていきたい』と語っています。その実現のため、やまみは引き続き西日本エリアを深耕し、より拡大の余地のある関東エリアへ注力していくとのことです。やまみはこれまで以上に付加価値のある商品提案を続けて、更なる新しいマーケットを開拓していくとしています。
やまみの企業理念
1 私たちは食品事業、特に大豆食品の提供を通じて、人々の健康と社会に貢献する企業となります。
2 私たちは仕事を通して、お客様、お取引先様に満足して戴くことを目指します。
3 私たちは一人一人が能力を高め、より良い生活を送れるよう創造的で闊達な仕事を行います。
まとめ
株式会社やまみは1975年設立の大豆食品企業で、西日本を地盤としています。製造ラインの強化と自動化による大量生産、賞味期限の長い製品を特長としています。今後は関東圏の販路拡大や海外市場への展開を目指し、付加価値のある商品提案を続ける計画です。
引用:株式会社やまみ https://www.yamami.co.jp/