【経営理念-企業ピックアップ】いすゞ自動車株式会社

いすゞ自動車株式会社

いすゞ自動車株式会社は、商用車メーカーとして、小型はピックアップトラックから、大型は16リッターの大排気量エンジンを搭載したトラクタまで、世界の方々に幅広く製品を届けている企業です。

信頼の歴史を、未来につなぎます。

同社の創業は1916年です。国内の現存自動車メーカーの中では最古の歴史を誇っています。
1934年に、商工省標準形式自動車を、伊勢神宮の五十鈴川に因んで「いすゞ」と命名したことが、同社の社名の由来です。
1949年に、商号を現在の「いすゞ自動車株式会社」に変更しました。

原点は信頼、目標も信頼。不変です。

お客様の信頼は、かけがえのない資産です。品質へのこだわりこそ、同社の伝統です。
開発は、海外の過酷な自然条件や使用条件を基準に、最新のデジタル解析を駆使して行われていますが、作り込みの段階では、実車実験を重視しています。
調査した実際の使われ方に合わせた実験を行い、クリアした場合も分解して確認し、さらに改善を繰り返して、耐久信頼性を作り込んでいます。

つながるトラック「MIMAMORI」

同社は、商用車のソフト面からのサポートに力を注いできました。その象徴として、商用車のテレマティクス、「MIMAMORI」があります。
車両の制御コンピュータのデータを読み取り、情報通信でつないで、運行管理や動態管理をサポートしています。
省燃費・安全運転の定着に役立つとともに、メッセージ送信機能や運転日報機能、日本初のインターネットデジタコ機能を搭載するなど、運行管理の効率化にも大きく貢献しています。

世界最高水準の技術

同社の使命は「運ぶ」を支えることです。
最先端の環境性能と、経済性能をすべてのお客様へ届けるために、パワートレーンは常に実際の使用状況を詳細に把握し、世界中に開発・生産・販売拠点を展開しています。ものづくりの思想の共有や、サービス・サポートの均一化を推進しています。
現在、同社の商品が販売されている国や地域は120ヵ国に及び、たとえば、日本の小型トラックのNo.1ブランド「エルフ」は、世界の数多くの国でもトップシェアを獲得するなど、小型トラックのグローバル・スタンダードとして評価を受けています。
また、ピックアップトラックD-MAXも、タイを拠点として世界約100ヵ国に輸出しています。同社への信頼は、世界に広がっています。

中期経営計画 2024 全体像 「既存事業の拡大・収益向上」と「イノベーションの基軸」

既存事業の拡大・収益向上

2026年3月期:売上高3兆円/営業利益3,000億円に向かう

・商品/販売/サービス力強化
地に足のついた取り組み継続
・ものづくり革新
アライアンスを最大限活用

イノベーションの基軸

商用車に求められる社会的使命にフォーカス

・カーボンニュートラル戦略
今後10年間で転換準備を完了
・進化する物流へ 商用車メーカーとして貢献
お客様との協創活動を徹底

ESGを視点とした経営への進化

大変革期でも生き残れる企業への体質転換を進める

・株主価値重視
収益・資金創出責任
・ガバナンス強化と開示拡充
ステークホルダーからの信頼
・イノベーションを創出する集団
変化や多様性への対応力

企業理念/「運ぶ」を支え、信頼されるパートナーとして、豊かな暮らし創りに貢献します。

行動指針

私たちは、信頼をすべての基本とし、自ら考え、行動し続けます。

(商品) 「真のニーズを追究し、魅力ある商品・サービスの創造」
(自己) 「約束を守り、誠実で、迅速な対応」
(組織) 「世界の仲間とチームワークで達成」

まとめ

いすゞ自動車株式会社は、安全・安心で品質の高い商品の提供により、人々の信頼を得て、発展を続けてきました。今後も、社会のニーズに合わせた商品やサービスで、暮らしの中の「『運ぶ』を支え」ていくと思われます。
引用:いすゞ自動車株式会社https://www.isuzu.co.jp/index.html

「vision」内 いすゞ自動車株式会社

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