株式会社駅探
2003年に設立された株式会社駅探は、人々の移動をサポートするサービスの開発・提供をしています。前身は、株式会社東芝のIP事業推進室内で開始したパソコン・携帯端末向けの乗換案内サービス「駅前探険倶楽部」です。
提供サービス
基幹サービスの「駅探」は日本初のモバイルから乗換案内や時刻表を検索できる「乗換案内」サービスで、全国に一千万人以上の利用者がいるそうです。
駅探のコンシューマー向けのサービスは、「駅探」の他に不動産や飲食、美容といった特定ジャンルを中心に駅を基点とした店舗やサービスの比較・検討ができる「駅探PICKS」や、会員制の優待割引サービスなどもあります。
競争力の源泉
成長を支える競争力の源泉として、駅探は「技術データ資産」「メディア資産」「グループ資産」の3つを挙げています。
技術データ資産とは、創業時から25年間運営を続けることにより蓄積した、鉄道やバス、空港などのデータをさしているとのことです。また、保有する駅探ドットコムやバーティカルメディアなどをメディア資産とし、グループ企業のサークア社、プラウドエンジン社の広告配信技術はグループ資産と位置づけています。
地域に寄り添うプラットフォームの構築を目指して
2024年3月期~2026年3月期までの中期経営計画を駅探は策定しています。2027年3月期は3~5億円の営業利益を目標とし、生活者のニーズと事業者の提供サービスをつなげる地域マーケティングプラットフォーム構想の実現を目指しているそうです。
その実現に向け、駅探グループの提供価値の再定義を以下のように行っているとのことです。
・法人向けソリューション事業:MaaS分野において、利用者のニーズに合わせた最適な移動手段を提案するサービスを新たに用意。働き方改革に貢献するためのソリューションサービスやシステム開発を推進。
・広告配信プラットフォーム事業:2つのグループ企業の事業資産による成長。
・既存メディア:内容の充実を目的として駅探PICKS、駅探LOCAL、駅探おでかけラボといったメディアを「駅探ドットコム」に追加。
駅探のビジョン
『世の中にない新たなサービスを創り出し、社会の役に立つ』
駅探が創業からずっと大切に守っていることは、ビジョンにある熱い想いであるそうです。また駅探が目指すものは「人々の移動を、より安全で、安心で、楽しくしていくこと」であり、移動サポートに徹底した”こだわり”を持ち続けることが「移動サポートナンバー1企業」へとつながるとしています。
まとめ
2003年設立の株式会社駅探は、乗換案内サービス「駅探」を提供する企業で、特定の業種に特化した情報サービスも手掛けています。株式会社駅探は、ビジョン「世の中にない新たなサービスを創り出し、社会の役に立つ」のもと、今後も生活を快適にするサービスを生み出していくとしています。
引用:株式会社駅探 https://ekitan.co.jp/