【経営理念-企業ピックアップ】株式会社博報堂

株式会社博報堂

広告大手の株式会社博報堂は、1895年に教育雑誌の広告取次店として創業されました。1924年に株式会社となり、創業者の瀬木博尚氏は初代の取締役社長に就任しています。クリエイティブな広告が国内外で高く評価されており、数々の有名な広告を世に送り出しています。

広告のみならずあらゆる領域の課題を解決

「RECRUIT」ページで博報堂は自社の仕事の本質について『生活者の態度や行動変容を促すことで、クライアントや社会の課題を解決すること』と説明しています。広告領域にとどまらず、事業や経営、社会的な問題など、あらゆる領域における課題解決を手伝っているとのことで、クリエイティビティの力で今後さらに新しい価値を提供していくとしています。

博報堂の2つのフィロソフィー

博報堂は「生活者発想」と「パートナー主義」という言葉で、企業としてのフィロソフィー(価値観や原則など)を表しています。

生活者発想について、博報堂生活者アカデミー主宰の嶋本達嗣氏は「博報堂WEBマガジン|センタードット」にて次のように説明しています。
『人間を「消費者」ではなく「生活者」と捉え、その生活のすべてをまるごと理解しようとすること。これを我々は「生活者発想」と呼んでいます。まるごと観るから、欲求や動機という人間の芯が見えてくる。』

パートナー主義については、公式HPで次のような記載があります。
『「責任あるパートナーとしてクライアントとともに語りあい、行動し、創造する」こと』

アジアを中心に対応強化

博報堂は1973年に初となる海外拠点を設立し、体制の強化を進めていました。近年では、M&Aによりデジタル・アクティベーション領域においてサービスを拡大しているとのことです。海外でも「生活者発想」と「パートナー主義」の2つをフィロソフィーとして掲げ、質の高いソリューションを顧客に提供し続けるとしています。

博報堂のビジョン

公式HP「博報堂のDNA」にて、博報堂は次のビジョンを掲載しています。
『博報堂は、生活価値デザイン・カンパニーへ。』
代表取締役社長の名倉健司氏は「ごあいさつ」にて『博報堂は「生活者価値デザイン・カンパニー」として、長年培ってきたクリエイティビティを社会のあらゆる領域で発揮し、
生活や社会がよりよい方向に進むための変化を生み出します。』とコメントされています。

まとめ

1895年に教育雑誌の広告取次店として事業を始めた株式会社博報堂は、クリエイティブな広告が国内だけではなく海外からも高く評価されています。クリエイティビティの力であらゆる領域の課題解決をサポートし、新しい価値を提供し続けているとのことです。

引用:株式会社博報堂 https://www.hakuhodo.co.jp/

関連記事

  1. 【経営理念-企業ピックアップ】カルビー株式会社

  2. 【経営理念-企業ピックアップ】丸大食品株式会社

  3. 【経営理念-企業ピックアップ】キッコーマン株式会社

  4. 【経営理念-企業ピックアップ】吉本興業ホールディングス株式会…

  5. 【経営理念-企業ピックアップ】富士通株式会社

  6. 【経営理念-企業ピックアップ】日産自動車株式会社