富士ソフト株式会社
1970年設立の富士ソフト株式会社は、独立系大手ITソリューションベンダーです。グループには1万人の技術者がいるとのことで、高い技術による提案力を特長としています。
3つの強みが成長を続ける原動力に
創業時から主軸としてきた電子機器や自動車の組込み系/制御系ソフトウェア開発と、製造、金融、流通などの業務系システム構築が富士ソフトにおける事業の2本柱です。公式HPでは、これらの事業における「先進技術力」や「システムインテグレーション力」と、共同開発や研究開発で培ったソフト・ハードウェア製品の「プロダクト提供力」が富士ソフトの強みであり、持続的成長の源泉であると紹介されています。
PALRO(パルロ)会話できるロボット
富士ソフトのPALROは先進的なロボット技術が結実したロボットとして、高齢者福祉施設や金融機関などで活躍しているとのことです。
「生きている」と感じてもらうために、PALRO本体のAIとクラウドのハイブリット構造を採用したそうで、自然なテンポで会話できます。また、23か所の関節と頭部のLED(カラー)で自然なしぐさと豊かな表現が可能です。測距センサーやカメラ、マイクなどにより観測・分析して個人を識別し、話しかける内容を決めているそうです。
技術戦略「デラックスアイスクリームSDG2」
富士ソフトでは、最も力を入れている分野AI、Iot、Security、Auto Motive、Mobile、Robot、Cloud Computingの頭文字をとって「AIS-CRM(アイスクリーム)」とよんでいます。これらにDXなどを加えた「DX+AIS-CRM+SD+(5)G2(デラックスアイスクリームSDG2)」を技術戦略とし、今後さらに強化していくとしています。
中期経営計画2028によりますと、自社で徹底的にデジタル技術を使用し競争力を強化するとともに、顧客の競争力向上にも貢献するとのことです。富士ソフトは収益力の強化と資本効率の見直しを進め、将来的に1兆円企業を目指すとしています。
富士ソフトのビジョン
『FUJISOFTは新価値創造カンパニー』
上記のビジョンについて富士ソフトは、新しい付加価値とビジネスチャンスを創り出すために、時代が求める最先端のサービスを創出し、顧客に最も適したサービスやプロダクトを提供するとしています。
まとめ
独立系大手ITソリューションベンダーの富士ソフト株式会社は、「先進技術力」「システムインテグレーション力」「プロダクト提供力」を強みとし、DX+AIS-CRM+SD+(5)G2という技術戦略を掲げています。新しい付加価値やビジネスチャンスを創出し、将来的に1兆円企業を目指すとしています。
引用:富士ソフト株式会社 https://www.fsi.co.jp/