【経営理念-企業ピックアップ】株式会社共立メンテナンス

株式会社共立メンテナンス

1979年に設立された株式会社共立メンテナンスは、給食施設の運営受託から事業を開始しました。現在は全国に500棟以上を運営する寮事業と、95か所に展開しているビジネスホテル「ドーミーイン」などのホテル事業を主におこなっています。また、これらの事業で得たノウハウを活かし、第三の柱としてシニアライフ事業を育成していくとのことです。

「よい朝のために。」事業を展開

1980年に共立メンテナンスは学生寮事業を開始し、学生寮「ドーミ―」をオープンしました。その後、社会人寮やリゾートホテル、ビジネスホテル「ドーミーイン」などに事業領域を拡大しています。
共立メンテナンスは公式HPにて、安らぎや心からくつろげる食と住を提供することで、すべての方が豊かな人生をおくり「よい朝」を迎えられるように活動をしていると事業について説明しています。
「代表挨拶」では、これらの事業の基軸となっているのは『食と住のサービスの提供』であるとの記載があり、今後も「お世話する心」を体現する新規事業に挑戦していくという旨のコメントが記載されています。

強みは「持たざる経営」

共立メンテナンスは、利回りを保証して土地・建物オーナーから寮やホテルを借り受け、管理・運営するスタイルをとっています。
自社の強みとして共立メンテナンスは、寮事業が安定成長を続けていることや、ホテルが高評価を得ていることに加え『持たざる経営による迅速な展開力と運営特化による良質なサービス提供力』をあげています。

2030年に向け「3&3&3(トリプルスリー)」を掲げる

中期経営計画(2023年4月~2028年3月)において、共立メンテナンスは「3&3&3」という長期ビジョンを掲げています。2030年の売上高3,000億円、営業利益300億円という「3&3&3」の定量目標を実現するため、寮・ホテル事業において居室・客室数の増加と販売価格の適正化を進めていくとのことです。
また、ドーミーイン事業と寮事業において、コロナ禍で中断していた海外での調査を再開する方針を示しています。ドーミーインはアジアや北米について、寮は北米やハワイ、オセアニア、欧州を中心に調査し事業性を検証するとしています。

共立メンテナンスの経営理念

共立メンテナンス公式HPには、以下の経営理念が掲載されています。
『顧客第一を会社の心とする
・ 感謝し、感謝されること
・英知を集め、サービスの向上に努めること
・ 繁栄を願い、あわせて共益をはかること』
HPでは、顧客の繁栄に貢献し『その実現のために、取引先、協力会社との共存共栄を追及する。』などの説明が添えられています。

まとめ

株式会社共立メンテナンスは「持たざる経営」をビジネスモデルとし、顧客や取引先などとの共存共栄を追求しています。食と住の分野で「お世話する心」を体現する事業を展開しており、寮事業とホテル事業をメインにシニアライフ事業にも進出しています。

引用:株式会社共立メンテナンス https://www.kyoritsugroup.co.jp/

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