サイボウズ株式会社
1997年に創業したサイボウズ株式会社は、グループウェアの開発や販売、運用をおこなっています。国内SaaS業界大手であり、主力はノーコードで業務アプリが作れるキントーンです。
「kintone」非IT部門の人材でもアプリが作れるサービス
ノーコードのkintoneは、プログラミングができなくてもアプリが作れるクラウドサービスです。実際に業務をおこなっている人が作成・改善できるため使いやすく、業務内容の変化にも対応しやすい特長があるとのことです。また、同じ仕事にかかわっている人同士で必要な情報を一元管理でき、インターネットに接続できれば場所を問わずに利用できます。
2011年に販売が開始されたkintoneは、ノーコード・ローコードの草分け的存在です。利用している企業・団体は多く、東証プライム上場企業に限っても3社に1社の割合で導入済とのことです。
チームワークづくりに貢献
『チーム全員がいつでも・どこでも同じ情報を得られてこそ、理想のチームワークが実現できる』との考えから、サイボウズでは創業以来、チームワークをサポートするグループウェアを開発・販売しているそうです。
2025年2月現在、サイボウズが販売しているグループウェア製品は次の4つです。
・kintone
・サイボウズoffice
・Garoon
・Mailwise
上記のグループウェアには異なる機能や役割があるため、さまざまな規模・業種でサイボウズの製品が導入されています。また、オウンドメディア「サイボウズ式」などでチームワークに関する情報発信をおこなっていることもあり、「チームワークといえばサイボウズ」というイメージが定着しつつあるそうです。
海外における認知度向上を狙う
サイボウズは、2007年に上海へ進出したのを皮切りに、米国や東南アジア、オセアニアなどに展開しています。主力のkintoneは自由度が高いため、文化や商習慣の違いにも対応でき、丁寧なサポートも高く評価されているそうです。
今後は、認知度を高めるための活動とパートナー企業の開拓に取り組む予定で、機能面とサポート体制によって各国で異なる商習慣に寄り添い、PDCAを回して着実にシェアを拡大していくとのことです。
サイボウズの企業理念
公式HPによると、サイボウズの企業理念は存在意義(Purpose)と、その基盤になる5つの文化(Culture)によって構成されているとのことです。
存在意義(Purpose)
『チームワークあふれる社会を創る』
文化(Culture)
『理想への共感』
『多様な個性を重視』
『公明正大』
『自主自律』
『対話と議論』
サイボウズの考えるチームワークは、それぞれが役割を分担しながら同じ理想に向かっており、尚且つチームの幸福度と生産性が高い状態であることだそうです。そのために欠かせない情報共有ができる製品を開発してきたとのことで、存在意義(Purpose)を実現するために今後も情報共有インフラを世界中に提供していくとのことです。
まとめ
1997年に創業したサイボウズ株式会社は、『チームワークあふれる社会を創る』を存在意義(Purpose)とし、kintoneなどチームワークを支援するためのグループウェア製品を開発・販売しています。すでに海外展開をおこなっており、サポート体制などが評価されているそうです。今後は海外での認知度向上とパートナー企業の開拓をすすめるとしています。
引用:サイボウズ株式会社 https://cybozu.co.jp/