株式会社エスクリ
東京23区や政令指定都市など、アクセスしやすい場所を中心に挙式披露宴施設を展開するブライダル業界大手の株式会社エスクリは、2003年に設立されました。2020年にSBIホールディングス株式会社、および全国にレンタルオフィスなどを展開する株式会社TKPと資本業務提携をしています。
ハードや挙式スタイルに左右されない経営モデルを構築
「ハードには、トレンド・ブームがあり、それは必ず変化する」と考えるエスクリでは、ハードに過大な投資をせずに、顧客満足度を高めるオペレーションノウハウを構築。出店戦略などからなる3つの戦略で差別化を図っているとのことです。
専門式場やレストラン、ホテルなど、形態の異なるさまざまな会場でブライダルパーティーを運営し、特定の挙式スタイルにとらわれず、ブライダル市場全体の可能性を追求しているそうです。
デジタル技術で新しい結婚式を
エスクリでは、独自に開発したシステム「アニクリ」で情報の一元化を行い、新郎新婦やスタッフの負担軽減、顧客ニーズの把握に役立てているとのことです。また、「アニクリ」に蓄積された情報を分析し、リアルとオンラインがつながるサービス「Dimensional – link – Wedding」を提供。結婚式のLive配信やデジタルを使ったご祝儀の受け渡しなどの新サービスをリリースしています。
さらに挙式会場の疑似内覧体験ができる「ふる婚」の提供など、積極的にデジタル技術を利用した新しい結婚式「ウエディング・テック(Wedding ×Technology)」を提唱しています。
これらのDX戦略により「CHANGE Bridal」を実現するとのことです。
エスクリのMission
「ブライダル業界の課題を解決する」
公式HP「トップメッセージ」では、課題への具体的な取り組みについて次のように紹介されています。
エスクリは、以下の取り組みを通じて、地域コミュニティや関連する団体と協力し、ブライダル業界全体の社会課題を解決するため、積極的に貢献してまいります。
Uniqueness of Escrit
・日本初のビルイン出店による交通利便性の向上
・コラボウエディングを通じた「なし婚層」の需要喚起
・DXインフラを活用した生産性向上と多様な働き方の創出
・エンターテイメントウエディングによるゲストへの新たな価値提供
・業界団体の発展を促進し、少子化問題への取り組み
まとめ
ブライダル業界大手の株式会社エスクリは、挙式スタイルの流行に左右されずに顧客満足度を高めるオペレーションノウハウを構築しています。「ブライダル業界の課題を解決する」というミッションにもとづき、アクセスのしやすさを重視したビルイン出店やデジタル技術を利用した新しいサービスの提案などを行い、ブライダル業界の課題解決に取り組んでいるとのことです。
引用:株式会社エスクリ https://www.escrit.jp/