理想科学工業株式会社
1946年に、謄写印刷(ガリ版)業を目的として創業しました。その後、日本初のエマルジョンインクの開発を機に印刷機材メーカーになりました。「プリントゴッコ」や「リソグラフ」がよく知られています。グループ売上高は780億円、グループ従業員数は3,500人を超えます。26の海外子会社を中心に、世界190以上の国や地域で製品の販売や技術サポート、消耗品の供給を行っています。そして、約3,500名のスタッフが、様々な国の人たちとのコミュニケーションを大切にし、多くの顧客をサポートしています。そんな理想科学工業株式会社について紹介させて頂きます。
印刷機器の専門メーカー
同社は、主力製品である高速カラープリンター「オルフィス」と、デジタル印刷機「リソグラフ」を通じて、多枚数のプリントをより速く・リーズナブルに処理したいという顧客に最適なソリューションを提供しています。
「オルフィス」・「リソグラフ」は学校・企業・自治体などで教材・会議資料・チラシ・ダイレクトメール等の用途に幅広く使用されています。
世界最速を実現
「オルフィス」は、主に産業用途で利用されているインクジェット技術を採用した高速カラープリンターです。高速で搬送する用紙にノズルからインク滴を吐出し、フルカラーを高速かつ低コストで出力します。モノクロ出力並みのコストを実現し「カラーを身近に」した画期的なプリンターです。多数のセンサーによる搬送状況の把握とタイミングの自動調整など様々な技術で、世界最速、毎分160枚の片面フルカラープリント、毎分80枚の両面フルカラープリントを安定した画質を実現しています。
「リソグラフ」は、謄写版(ガリ版)で使用されている孔版印刷技術を採用したデジタル印刷機で、同じ原稿を大量・スピーディーに印刷するニーズに適した印刷機です。
コア技術であるインク開発技術、高速用紙搬送技術、印刷プロセス最適化技術の3つが組み合わされることにより、高速・低コスト大量印刷が可能となりました。
RISO Vision 22の策定
第七次中期経営計画(RISO Vision 22)において、「インクジェット事業を拡大」を目指し、「顧客志向に基づく開発を推進し、新規事業の創出に挑戦する」「これからの製造のありかたを追求し、調達体制・製造体制の転換を進める」などを掲げています。
経営・企業理念/開発ポリシーは「世界に類のないものを創る」
『理想科学がめざしているのは、お客様も気づいてないような本当に必要な価値を創造し、製品やサービスという形にすることです。時代の変化を先取りし、こんなものが欲しかった、これは便利といわれるような、お客様の感性に強く訴える魅力的な製品を提供することをめざしています。』
まとめ
理想科学工業株式会社は、「世界に類のないものを創る」を開発ポリシーとして新製品の開発を行い、事務用サプライ品メーカーから印刷機・プリンターメーカーへと変化してきた企業です。主力製品のデジタル印刷機「リソグラフ」、高速カラープリンター「オルフィス」は、世界190の国や地域において幅広い分野で使用されています。時代の変化を先取りし、より魅力的な製品を提供すること、印刷機の可能性を追求し、新たな製品・サービスの創出することに挑戦し続けています。
引用:理想科学工業株式会社 https://www.riso.co.jp/
「vision」内 理想科学工業株式会社