株式会社クボタ
グループ売上高1兆9,200億円、グループ従業員数4万名超の株式会社クボタは、1890年の創業以来、食料・水・環境に関わる、さまざまな製品を世に送り出してきました。絶え間ない技術革新と製品開発により、社会的課題の解決に貢献し続けている企業です。
圧倒的なシェア
主力事業は、農業機械・エンジン・建設機械で構成される機械事業で、売上の約8割を占めています。
農業機械のトラクタは、全世界での総生産台数が400万台を超えています。タイのトラクタのシェアとアジアのコンバインのシェアはNo.1。
エンジンの全世界での総生産台数は3,000万台に上り、種類も豊富で2,000種にもなります。
建設機械のミニバックホー(小型のショベルカー)の販売台数は、18年連続世界No.1を誇ります。
現地のニーズに合わせたグローバルな事業展開
同社の事業の強みは、世界中の食料・水・環境問題を解決するために、現地のニーズに合わせてグローバルに事業を展開しているところにあります。
研究開発・生産・販売拠点のネットワークは、世界120か国以上に広がっています。
実績に裏打ちされた技術力と顧客から寄せられる厚い信頼によって、クボタの製品は世界中で使用されています。
また、2015年国連で採択されたSDGs実現を経営の羅針盤として、企業活動を推進しています。
「最も多くのお客様から信頼されることにより、最も多くの社会貢献をなしうるブランド」
同社は、「グローバル・メジャー・ブランド」=「最も多くのお客様から信頼されることにより、最も多くの社会貢献をなしうるブランド」となることを長期目標としています。
事業領域の「食料・水・環境」が相互に連携し、作用し合うことで、トータルソリューションを生み出します。それを提供することにより「グローバル・メジャー・ブランド クボタ」確立し、国連の推進する持続可能な開発目標(SDGs)への最大限の貢献と、長期にわたる持続的発展を目指します。
①より柔軟でプロアクティブな(先見的な)課題設定
深刻化する地球・社会環境の変化に対し、広角的・多角的な視野を持ち、先回りして問題を発掘し、課題設定をプロアクティブに行います。
顧客の事業の上流から下流まで対応できるソリューションの提供を目指しています。
②オープンでイノベーティブな(革新的な)技術とビジネス・スキームの開発
先進的研究開発をベースに、他分野の考え方を取り入れ、外部のパートナーと協働しながらイノベーティブな技術とビジネス・スキームを開発していきます。
Design Process Innovation(製品開発プロセス改革)等の新しい取り組みを盛り込み、開発の質と効率を向上させ、既存の製品領域の枠を越えた、新たな事業・製品・サービスの企画・立案を進めていきます。
また、同社ではできないことには積極的に投資を行い、産学官連携等も進め、新たな価値の創出を推進します。
③新たなITを活用したDXの推進によるトータルソリューションの創造と提供
クラウド・AI・5G等のDX(デジタルトランスフォーメーション:デジタル技術を活用し、ビジネスモデルやビジネスプロセスを変革すること)に関わるデータ・デジタル技術を活用し、自社の「行動」、「知識・経験」、「モノ」を変革することで、トータルソリューションの創造と提供による社会貢献を果たすことを目指しています。
企業理念/世界の明日のために、クボタができること
「1890年の創業以来、食料・水・環境に関わる地球規模の課題解決に取り組むクボタグループの企業姿勢、社会との約束、使命を表明します。」
スピリッツ(私たちの精神・姿勢)
一、総合力を生かしすぐれた製品と技術を通じて社会の発展につくそう
一、会社の繁栄と従業員の幸福を希ねがって 今日を築き明日を拓ひらこう
一、創意と勇気をもって未知の世界に挑戦しよう
「『やればできる』『失敗を恐れるな』の信念で日本で初めて水道管の国産化や農業の機械化を実現し、社会の発展に貢献してきました。」
ミッション(私たちの使命)
人類の生存に欠かすことのできない食料・水・環境。
クボタグループは、優れた製品・技術・サービスを通じ、
豊かで安定的な食料の生産、安心な水の供給と再生、
快適な生活環境の創造に貢献し、地球と人の未来を支え続けます。
まとめ
1890年、鋳物の製造・販売からクボタの歴史は始まりました。その後、水道用鉄管、農工用エンジン、工作用機械等、人の暮らしと社会に貢献するさまざまな製品を世に送り出してきました。株式会社クボタは、絶え間ない技術革新と製品追求で、日本の近代国家形成と戦後復興、新たな国づくり、そして豊かな人間環境づくりに取り組むメーカーです。
引用:株式会社クボタ https://www.kubota.co.jp/
「vision」内 株式会社クボタ