人生の最終章に寄り添う株式会社鎌倉新書は、終活というテーマに関する情報とサービスの提供を通じて、社会的なインフラの構築を目指しています。明るく前向きな社会を実現するため、鎌倉新書のミッションにはどのような想いが込められているのでしょうか。企業の想いに触れ、あなたのキャリアの一歩を後押しする“ヒント”をお届けします。
株式会社鎌倉新書
1984年東京都豊島区において、鎌倉新書は仏壇仏具業界向け書籍の出版社として設立されました。2000年に葬儀相談依頼サイト「いい葬儀」を立ち上げて以来、終活支援の領域にてサービスを多角的に展開してきました。2015年に東京証券取引所マザーズに上場し信頼性と認知度を高め、事業拡大の基盤を構築しています。2022年には東京証券取引所プライム市場に市場変更し、地域社会との連携を含む事業の拡充を進め地域の課題に貢献しています。
終活に関する情報サービスを運営
鎌倉新書は、終活に関する情報提供や相談、事業者紹介を行うポータルサイトを運営し、利用者の希望に寄り添った選択をサポートしています。
葬儀・お墓に関しては日本最大級の「いい葬儀」と「いいお墓」があり、いずれも累計相談件数が100万件を超えています。他にも仏壇・仏具において日本最大級の「いい仏壇」や、「いい相続」「いい介護」といった、関連する多様なサービスを展開している点が鎌倉新書の特色です。
そのほか、自治体とも連携して、高齢者領域での住民サービスの充実を支援する事業も行っています。
鎌倉新書の強み
公式HPにて、鎌倉新書は自社の強みとして、葬儀・お墓・仏壇のほかに相続や介護を含めた終活に関する課題を一括で支援する終活ワンストップサービスを展開していることを挙げています。顧客が人生で初めて直面する不安や悩みに寄り添い、顧客視点で必要な情報やサービスを先回りして事業化してきたことも、鎌倉新書の特長です。「リボンモデル」と名付けた独自のビジネスモデルを構築し、介護施設や葬儀社探しなどで生じる情報の非対称性を解消して、顧客の選択肢が広がるように貢献しています。
10年後に終活のインフラを目指して
鎌倉新書の策定した2025年1月期~2027年1月期までの中期経営計画では、終活のインフラ(国民の生活を支える社会基盤)を作り上げることによる社会貢献を目指すことが示されています。計画の対象となる期間は、10年後の社会への浸透に向けた基盤整備を行う段階と位置付けられています。3つの重点課題として、クロスユースの強化、集客チャネルの多様化、生前領域のサービス拡充に取り組む方針です。
鎌倉新書は2035年への長期ビジョンとして、売上500億円以上、営業利益100億円以上の達成を目指すとしています。
鎌倉新書のミッション
私たちは、明るく前向きな社会を実現するため、
人々が悔いのない人生を生きるためのお手伝いをします。
鎌倉新書は、高齢者が明るく前向きに生きる社会を目指しています。家族に対する感謝と人生に対する希望に満ちた高齢社会へと活性化することで、高齢者の家族といった世代を超えた幸福の連鎖が生まれる、と考えています。
まとめ
株式会社鎌倉新書のミッションには、事業を通じて高齢社会が活性化することで、世代を超えて幸福が連鎖し明るく前向きな社会を実現するという想いが込められていました。株式会社鎌倉新書は独自のビジネスモデル「リボンモデル」を武器に、終活のインフラ化を進めるべく、今後は基本整備を図る方針です。




