【経営理念-企業ピックアップ】日本特殊塗料株式会社

日本特殊塗料株式会社

日本特殊塗料株式会社は、創業1929年です。同社は、自動車用防音材ではトップクラスのメーカーの地位を築き、現在では日本の全てのカーメーカーに採用されているなど、「色・音」に関する総合メーカーです。

より快適なカーライフの実現

同社は、1953年に自動車用防音・防錆塗料「ニットク・アンダーシール」を開発して以来、自動車と人の安全性の向上に貢献してきました。
その防錆技術は、アンダーフロアやフェンダー部分などに採用され、自動車の耐久性を高め、耐用年数の延長に役立っています。
また、同社の防音技術は、自動車だけでなく、日常での中で発生する騒音などに対しても効果を発揮しています。
例えば日常身近に発生する、鉄板、機械などの振動音を防ぐ防音シート『オトナシート』です。
裏紙をはがして振動の発生しているものに貼るだけで驚くほど、騒音が緩和される商品として人気があります。

色と音の総合メーカー

同社では、「自動車製品事業」と「塗料事業」の大きく2つの事業があります。
祖業の航空機塗料、建築内外装塗料はもちろんのこと、自動車用防音材ではトップクラスのメーカーの地位を築き、現在では日本のすべてのカーメーカーに採用されているなど、「色・音」に関する総合メーカーです。

特殊な機能を兼ね備えた多彩な製品を提供

同社は、1929年6月に航空機用塗料の生産・販売を目的に創業・設立されました。
戦後、セメント瓦屋根用塗料と自動車用防音・防錆塗料開発で大きく成長しました。
現在は、各種分野用の塗料と、防音塗料を発展させた自動車用防音材料・防音部品を手がけています。すでに90年以上の歴史があります。
現在、国内に工場6カ所・営業所は11カ所あります(塗料部門6カ所・自動車部門5カ所)。
さらに、海外では合弁企業を6ヵ国に設立され、グローバルな企業活動を展開しています。
同社の塗料は、身近な商品から最新鋭の航空機をはじめ航空・宇宙産業まで、幅広く活用されています。

塗料

塗料に求められる機能は、場所や状況によって多種多様です。
同社では塗り床材や防水材という特殊な機能を兼ね備えた多彩な製品を、幅広い分野に提供してきました。
また、長年自動車製品分野で培ってきた防音技術もさまざまな分野に応用しています。
一般住宅や学校、音楽ホールなどの防音から、各種工場の騒音対策まで、生活のあらゆる場面に生かされています。

防音材

同社では、振動を原因としたノイズを減少させる制振材、反響音を弱める吸音材、音の波動を減少させる遮音材をもっとも効果的な場所に設置し、静粛な自動車を実現しました。
蓄積した高度な防音技術・製品を通じて、ノイズをサウンドに変える技術や、車種に応じた防音設計など、システマティックなノイズ・コントロールを進め、快適なカーライフを演出しています。

基本戦略

①国内事業の安定的な収益基盤の構築では、既存製品である塗料シェア拡大を行っていきます。
防水材等の拡販、新規参入した土木分野の強化も図ります。また、継続的な収益力の改善に力を注いでいきます。
②「技術のニットク」の強化と新技術・新製品開発では、高機能・高付加価値塗料製品の開発を行い、自動車製品は、変化に対応した新技術・新製品の開発を行っていきます。
特にモビリティー革命進展を見据え、高い防音性能に際絵、変化に対応した新技術・新製品を開発し、競争力を強化していきます。
③グローバル展開の強化では、海外マーケット(塗料)の開拓を行っていきます。
主に中国・東南アジア向けに、防水材、塗り床材、遮熱・断熱塗料をはじめ、多様なニーズに即した高付加価値製品の販売の強化を図っていきます。
自動車製品では、技術提供先、海外JV(ジョイント・ベンチャー)との連携強化を図っていきます。
原料調達から「ものづくり」まで、グローバルで連携を強化し、原価改善、生産体制の最適化(サプライチェーンの強化)、生産性向上化を図っていきます。
④DX(デジタルトランスフォーメーション) 推進では、同社全体共通として、デジタル技術活用による効率化推進を行っていきます。
開発・製造・本社等の全部門で、AI(人工知能)を含めた最新デジタル技術を活用し、DXを推進(EDIシステム、PLMシステム、電子契約等)をしていきます。
⑤サステナビリティ (持続可能性)経営の推進では、環境負荷軽減、社会課題解決への取り組みを行っていきます。
環境配慮型塗料製品の拡充(CO2排出量削減に寄与する遮熱塗料等の環境配慮型製品の強化・拡充)を図ります。
自動車製品は、マテリアルリサイクル推進(CE推進)を行っていきます。
回収したユニフォーム等の古衣料を自動車用防音材に再生する古衣料リサイクルを推進していきます。
同社共通計画として、カーボンニュートラルの実現を目指していきます。
同社は、21年10月、カーボンニュートラルプロジェクトを立ち上げていました。2050年に全ての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルの実現(省エネ、高効率化、再生エネルギーの導入と調達、燃料の転換、技術革新等)をめざしていきます。
更に、同社共通計画として、人財育成の強化、「『働きがい』改革」やガバナンスの強化、CSR重視の施策を推し進めていきます。

基本理念/卓越した技術と製品により社会に貢献

・社是

創意工夫

・経営の基本理念

卓越した技術と製品により社会に貢献する。
株主の利益を尊重し、社員の人格を大切にする。
環境と共生し、国際標準に準拠しつつ、永遠の発展を目指す。

・経営の基本方針

創意工夫を社是とし、独自の技術と製品をもって顧客の要請と信頼にこたえる。
世界に活躍する企業として総合開発力を結集し、新製品・新需要の開発に挑戦する。
人材の育成・登用をはかるとともに、一切の無駄を省き、高生産性・高収益を追求する。

まとめ

日本特殊塗料株式会社は、創業・設立時から続く塗料事業や戦後から蓄積した防音技術・製品を通じて、用途に応じた様々な製品を提供しています。今後も、特殊な機能を兼ね備えた多彩な製品を開発・提供していき、さらなる事業の拡大を目指していくと思われます。

引用:日本特殊塗料株式会社 https://www.nttoryo.co.jp/

「vision」内 日本特殊塗料株式会社

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