【経営理念-企業ピックアップ】株式会社オハラ

精密なカメラレンズと部品の俯瞰イメージ。アポロ11号の月面着陸から現代の小型月着陸実証機「SLIM」に至るまで、光学ガラスの可能性を追求し続けてきたオハラの、飽くなき探究心と変革のDNAを象徴。

創業者の精神を受け継ぎ光学ガラスの可能性を追求し続ける株式会社オハラは、『変革のDNA』を軸に新たな価値を生み出してきました。創立100周年に向けた長期ビジョンでは、社会の繁栄と幸福に貢献する企業像を描いています。その歩みに共感しながら、企業の想いに触れ、あなたのビジョンに寄り添う“ガイド”をお届けします。

株式会社オハラ

1935年、オハラは『自らの手で優れた光学ガラスを作りたい』という想いを抱いた創業者の小原甚八氏によって、小原光学硝子製造所として創立されました。1969年にオハラは、自社製品のガラスがアポロ11号に搭載され月面に到達するという歴史的な快挙を達成しています。1985年に社名を現在のオハラに変更しました。産業の発展や文化の創造、そして人々の豊かな暮らしに貢献し、日本における光学ガラスのパイオニアとして発展してきたとのことです。

宇宙開発に貢献する光学ガラス

オハラの光学ガラスは1969年のアポロ11号をはじめとし、宇宙開発で長年にわたり活躍しています。2023年に打ち上げられた小型月着陸実証機「SLIM」にも、航法カメラの部品として使用されています。
こうした光学ガラスに加え、オハラは半導体露光装置や大型望遠鏡向けの特殊ガラス、リチウムイオン電池関連の新素材なども開発しており、幅広い分野で技術を展開しているそうです。特に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の観測衛星に採用された極低膨張ガラスセラミックス「クリアセラム™-Z」は、光学系の反射ミラー材として高く評価され、JAXAより令和六年度部門長賞を受賞しました。

変革のDNAと素材を生みだす土壌

光学ガラスの生産には、高い物性制御技術と緻密な管理技術、品質を担保する測定技術と小ロット生産体制が必要です。オハラでは、これらの技術を磨き上げながら、その時代のニーズに対応した新しいガラスを開発・提供してきたそうです。この姿勢を『変革のDNA』と呼んでいます。
また創立90年で培ってきた材料チューニングや精密制御システムなどの技術力、生産体制における強みは、ユニークな価値を備えた素材を生みだす土壌となっているとのことでした。 

オハラの展望

2035年に創立100周年を迎えるオハラは、「長期ビジョン2035」を掲げ、次の100年に向けた企業づくりに取り組んでいます。オハラは光学技術分野でのさらなる技術革新を目指すとともに、お客様やパートナーとの協力によって新たなビジネスを創出し、事業の多角化を進めているそうです。
また人材の多様化や挑戦文化を育てながら、財務面でも効率性と収益力を高め、持続的な成長を実現するとしています。財務指標として、ROE8.0%以上の達成を目標に定めています。

オハラの経営理念

オハラグループは、常に個性的な新しい価値を創造して、強い企業を構築し、オハラグループ全員の幸福と社会の繁栄に貢献します。

まとめ

株式会社オハラは日本における光学ガラスのパイオニアです。アポロ11号へ素材提供を行い、現在では宇宙開発や医療など多様な分野でガラス技術を展開しています。2035年の創立100周年に向けて「長期ビジョン2035」を掲げ、技術革新と事業の多角化を推進し、持続的な成長を目指しています。

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