【経営理念-企業ピックアップ】伊藤忠食品株式会社

伊藤忠食品株式会社

伊藤忠食品株式会社は、1886年に創業、1918年に設立しました。酒類・食品の卸売及びそれに伴う商品の保管、運送ならびに各種商品の情報提供、商品流通に関するマーチャンダイジング等を主とした事業活動を展開しています。

伊藤忠食品の重点分野

マーチャンダイジング

加工食品や酒類のナショナルブランドをはじめ、輸入商材・地域産品・ギフトなど、多種多様な商品を取り扱っています。
消費者の方々に、新しい価値を届ける魅力的な売場づくりに貢献しています。
また、同社は、洋酒食料品雑貨の輸出入商および卸問屋業が祖業です。
現在でも酒類取引が約4割を占めています。
酒類の中でも、特にワイン&スピリッツの取扱いを強化するなど、魅力ある売場提案を通じて、酒類販売の活性化に貢献しています。

リテールサポート

小売業寄り、メーカー寄りといった広告・販促活動ではなく、これまで築いてきた製・配・販の強固な関係と「ISCの4つの強み」をベースに、これから求められる食品売場の在り方を追求しています。

ブランド商品開発

CoCo壱番屋・五島軒・辻利兵衛本店・紅虎餃子房・ホテルオークラ等、ナンバー1・オンリー1ブランドオーナーとともに、価値志向の消費者ニーズをとらえた冷凍惣菜・スイーツを開発しています。
特別なイベントの時に楽しむ商品として、おせち・クリスマスケーキも開発しています。
また、同社の健康配慮型プライベートブランド「からだスイッチ」は、食を通じて消費者に健康を提供しています。
多様化するライフスタイルや市場のニーズ・シーズに対応するために、サプリメント・粉末飲料・青汁・菓子・ペットボトル飲料など、商品カテゴリーに捉われないものづくりを通じて、生活者のシーンに溶け込む商品を提供しています。

物流

同社は、組織小売業向け専用物流センターの受託運営と、複数の取引先へ納品する汎用物流センターの運営を行っています。
近年、物流業界での人手不足が深刻化し、物流費の維持・低減に向けた物流システム構築のニーズが高まっています。
そのニーズに対し、同社は物流設備投資を通じた庫内作業自動化による「省人化」や、ピッキングシステムの開発、納品時の検品が不要となる仕組みの導入による「生産性の向上」を提案しています。

洋酒食料品雑貨の輸出入商及び卸問屋業として創業

同社は、1886年に洋酒食料品雑貨の輸出入商及び卸問屋業として創業し、洋酒、缶詰、雑貨などの舶来品の取り扱いから事業をはじめました。
その後は、国内食品産業の発展に合わせ、時代の変化に対応することで、日本の食と共に歩み続けています。

高度な機能で、豊かな食生活を支える

現在、同社は「酒類・食品卸売業」として、全国約4,000社のメーカーと取引を行い、約50万ものアイテムを全国約1,000社の小売業に届けています。
同社は、中間流通業として高度な機能を有しており、それぞれの機能を駆使することで商品の安定供給と流通全体の効率化を可能にしています。
全国の店頭からインターネット上に至るまで、様々な売り場に並ぶ膨大な数の商品を、早く、正確に、安全に人々へ届け、日本の豊かな食生活を支えるライフラインとしての役割を果たしています。

伊藤忠食品の方向性

中期経営計画「Transform2022」

目指す姿

・売場作りへの貢献度向上・新価値創出
・社会課題解決への取組みによる持続的成長基盤構築

未来に向けた挑戦を続ける

同社は、長年にわたり培った卸機能をさらに磨き上げるとともに、IoTやAIなど「第4次産業革命」とも呼ばれる技術革新時代の酒類・食品卸として、未来に向けた挑戦を続けています。
より高い付加価値機能を提供することで今後も人々の期待に応え、さらなる「グッド・カンパニー」になることを目指しています。

企業理念/健康で豊かな食生活創りを通じて消費者と社会に貢献します

常に時代の変化と要請を先取りし、健康で豊かな食生活創りを通じて消費者と社会に貢献します

経営ビジョン

「価値創造に向けて進化するグッド・カンパニーへ」

社是

「当社は堅実を旨とし、驕ることなく、常に誠実をもって取引先に接し、 信義を重んじ、和の精神に則り、社業の発展にたゆまざる努力をすること」

まとめ

伊藤忠食品株式会社は、独自の高度な機能で商品の安定供給と流通全体の効率化を実現し、日本の豊かな食生活を支えています。同社は、今後も人々の期待に応える、さらなる「グッド・カンパニー」を目指し、技術革新時代の酒類・食品卸として、未来に向けた挑戦を続けています。

引用:伊藤忠食品株式会社 https://www.itochu-shokuhin.com/

「vision」内 伊藤忠食品株式会社

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