株式会社柿安本店
株式会社柿安本店は、創業1871年、設立1986年の企業です。食の3分野である「外食」「中食」「内食」全てにおいて、事業を展開しています。高い技術と磨かれた感性を生かし、お客様にとって「おいしいもの」を提供しています。
4割を占める「職人集団」
同社は、牛鍋店からスタートし、時代の変化とともに事業内容を多角化してきたことで、「外食」「中食」「内食」と食の3分野を網羅する「総合食品企業」へと成長を遂げ、経営リスクの分散を図ってきました。
一方、事業間での知識や経験・技術・人財を共有することで、商品開発・サービスにおいて新たな発想が生まれるなど、シナジー効果を発揮してきました。
さらに、同社最大の強みは、社員の約4割を占める「職人集団」を有している点です。
高い技術と磨かれた感性を生かし、お客様にとって「おいしいもの」を日夜追い求め続けてきました。
また、製造と販売が一体となってお客様と向き合うことを意識した「製販一貫体制」の組織作りを徹底し、お客様のニーズを即座に商品開発に反映することで、時流に沿った商品やサービスを提供し続けています。
「外食」「中食」「内食」全てにおいて事業を展開
同社は、食の3つのカテゴリーと言われている「外食」「中食」「内食」全てにおいて事業を展開しています。
惣菜事業
1998年に洋惣菜店「柿安ダイニング」1号店を出店して以来、「デパ地下惣菜ブーム」を牽引しています。
現在は中華惣菜の「上海DELI」や、高速道路のサービスエリア内に出店する「柿安」、路面店の「おかずや」などのブランドを展開しています。
精肉事業
「日本三大和牛」の一つである松阪牛をはじめとした、黒毛和牛の「製販一貫体制」を特長とし、仕入・加工・販売までを行っています。
松阪牛に関しては、現在、全国流通量の販売シェアでトップクラスを誇っています。
「柿安」の名前を冠した「三重 柿安牛」をはじめ、沖縄在来種豚の血統を受け継ぐ「プレミアムあぐ～」など、生産者とともにオリジナルブランドを開発し、全国の店舗にて販売しています。
その他、和菓子事業・レストラン事業・食品事業を展開しています。
真の総合食品企業を目指す
同社は、常に時代のニーズや変化を捉え、「食とは何か」という大切なテーマに真剣に取り組み、力を注いできました。
創業以来「お客様第一主義」を掲げ、企業目線をいつもお客様に置き、「おいしいものをお値打ちに提供する」という、不変の経営理念を貫いています。
現在同社では、精肉事業、惣菜事業、レストラン事業、食品事業、和菓子事業の5つの事業を展開しています。
今後はこれらを中心としながら、同社の最大の強みである時代の動きを読む力をさらに磨き、次なる社会情勢や、お客様のニーズを踏まえた新事業・新業態の開発を、スピーディーかつ強力に推し進めていくとしています。
そのためには、従業員全員が一丸となり、企業理念実現にむけたプロ集団となり、組織運営力を高めていくことが重要だと考えています。
21世紀においても真の総合食品企業を目指し、企業基盤をますます揺るぎないものとしていきます。
同時に、社会に貢献することを忘れず、企業価値の向上に取り組み、一歩一歩着実に成長できる企業でありたいと願っています。
経営理念/「おいしいものをお値打ちに提供する」
「柿安本店の経営理念は、『おいしいものをお値打ちに提供する』です。創業以来、わたしたちはこの言葉とともに歩んでまいりました。柿安本店の『おいしい』の定義は『味が良い』と同時に『安全で安心して食べられること』を意味します。『お値打ち』とはお客様から見て、『品質(味・見た目・ボリューム)』と『価格』が見合っていると感じられることを意味します。また、2013年には企業メッセージとして『おいしさ、育む。』を発信しました。
このメッセージには3つの『育む』があります。」
1.素材へのこだわりが、育む。
2.職人の技と発想が、育む。
3.おもてなしの心が、育む。
「最高の素材を作る生産者の想いを、職人の技と発想で、できたて・手づくりにこだわったおいしい商品にし、スタッフひとりひとりのおもてなしの心で、おいしさを引き立てる。この企業メッセージは、柿安本店のお客様に対する姿勢としてお約束するものです。この『経営理念』と『企業メッセージ』とともに柿安本店は歴史を刻み、これからも成長してまいります。」
まとめ
株式会社柿安本店は、味が良く、安全で安心して食べることのできる「おいしい」を提供しています。今後も、時代のニーズに合わせた商品やサービスを提供し、真の総合食品企業を目指していくと思われます。
引用:株式会社柿安本店 https://www.kakiyasuhonten.co.jp/
「vision」内 株式会社柿安本店
