【経営理念-企業ピックアップ】株式会社メディカル一光グループ

メディカル一光グループの中核事業である調剤薬局をイメージさせる棚。風邪薬や子ども向け医薬品など、ヘルスケア商品が陳列されている。

株式会社メディカル一光グループ

株式会社メディカル一光グループの前身は、三重県津市で営んでいた医薬品卸でした。取引先の医院から医薬分業の相談をされたことを契機とし、1985年に調剤薬局事業を開始したそうです。以来、調剤薬局、ヘルスケア、医薬品卸の3事業を柱に成長を続け、2019年に持株会社体制への移行にともない現在の社名に変更されました。

医療・介護中心の多角的事業展開

メディカル一光グループは、調剤薬局「フラワー薬局」の運営を中心に、有料老人ホーム「ハーモニーハウス」を展開するヘルスケア事業、ジェネリック医薬品に特化した医薬品卸事業など、医療・介護分野で市場ニーズに応えているそうです。2025年2月時点で全国1都1道2府22県に拠点を構え、地域に根ざした事業を展開しているとのことです。さらにメディカル一光グループは、不動産賃貸やM&Aなどの投資事業にも取り組み、事業の多角化を進めています。

安心・満足への取り組み

コア事業が調剤薬局であるメディカル一光グループは同事業の拡大を図り、関連事業を含めた医療・介護の総合的な支援を目指しているそうです。またメディカル一光グループは,医療費適正化のための制度改革により調剤薬局業界の環境が変化すると予想しています。そのため、安心・満足感が重視される調剤薬局において、安全性とプライバシーに配慮しつつ、ホスピタリティを大切にした店舗づくりを進めているとのことです。

再始動のための中期経営計画

2025年度を「再始動(Re-Start)」の初年度とし、2028年2月期までの中期経営計画を、メディカル一光グループは策定しました。この計画では、売上高600億、営業利益25億の達成を目標に掲げています。メディカル一光グループは主な施策として、主力3事業における積極的なM&Aによる売上拡大、業務効率化とコスト削減、調剤薬局と介護施設の新設、そして事業間のシナジーを活かしたビジネスモデルの強化を挙げています。

メディカル一光グループの企業理念

基本理念 良質の医療・介護サービスをより多くの人に提供する

メディカル一光グループは、変わることのないホスピタリティーの心で、多様な価値観を持つ人々から信頼される薬局づくり、介護施設づくりに取り組むとしています。

まとめ

1985年に設立された株式会社メディカル一光グループは調剤薬局、ヘルスケア、医薬品卸の3事業を柱に成長を続けてきた企業です。現在では全国に26の地域に拠点を持ち、調剤薬局「フラワー薬局」の運営を中心に、医療・介護分野で多角的な事業展開を進めています。メディカル一光グループは2025年度を「再始動(Re-Start)」の初年度とし、主力事業におけるM&A、事業間シナジーの強化などを通じて、さらなる成長を図っています。

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