【経営理念-企業ピックアップ】松竹株式会社

松竹株式会社

松竹株式会社は、創業1895年、設立1920年で、歌舞伎・演劇の企業です。現在、歌舞伎・演劇の分野にとどまらず、映像などの分野でも幅広い事業を展開しています。

歌舞伎をとりまくセンテンス

歌舞伎のエンタテインメント性

歌舞伎がエンタテインメント性に溢れている理由としては、江戸時代から歌舞伎はショービジネス化していて、常に観客を喜ばすことに心をくだいてきた芸能であったからです。
例えば、世間を騒がした男女の話題や殺人事件が起これば、それを下敷きにした作品を上演したり、人気小説を完結前に歌舞伎にしたりと、まさになんでもありです。
メディアミックスも、江戸時代の歌舞伎がすでに行っていたことです。
昨今、人気漫画「ONE PIECE」が歌舞伎になって世間を驚かせましたが、実はそのビジネスモデルはすでに江戸時代に確立していたのです。

同社は、映像事業、演劇事業、不動産・その他事業の3つを主体とする、総合エンタテインメント企業グループです。

強いコンテンツの創造と多角的事業展開に取り組む

同社は、1895年の創業以来、日本固有の伝統芸能に深く関わってきました。
特に歌舞伎は、同社が、創業以来百十余年にわたり支え続けています。
同社はこれからも、日本が世界に誇る伝統芸術である歌舞伎の継承と発展に努め、世界文化にも貢献できるよう邁進しています。
一方で、映画事業についても、その草創期から関わってきました。
日本初のトーキー映画やカラー映画の製作を手がけるなど、時代をいち早く察知し、常に新しいことに挑戦し続け、数々の名作、話題作を手がけています。

心の支えとなる映像・演劇のコンテンツを、提供

世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大が長期化し、わが国経済においても、ワクチンや治療薬が普及するまでは、先行きの不透明な状況が続くものと見込まれます。
同社グループを取り巻く経営環境についても、引き続き予断を許さない状況を注視する必要があります。
このような状況の中、同社グループは、事態の推移を考量する中で事業を展開し、あらゆる世代のお客様に喜んでいただき、心の支えとなる映像・演劇のコンテンツを、提供していきます。
中核部門である映像関連事業及び演劇事業においては、伝統をいかしつつ、変化するお客様の嗜好を取り込みながらも、質の高いコンテンツを継続的に製作します。
これを多様な形で水平展開して、より多くのお客様に提供していくとともに、不動産事業他では、資産のより効率的な運用を行い、併せて安定的で活力のある、収益性の高い企業グループを目指していきます。

経営方針・理念/日本文化の伝統を継承、発展させ、世界文化に貢献する。

「当グループでは以下のとおり「ミッション」を定めております。」

ミッション

日本文化の伝統を継承、発展させ、世界文化に貢献する。

時代のニーズをとらえ、あらゆる世代に豊かで多様なコンテンツをお届けする。

「今後もこの『ミッション』にのっとり、お客様の要望に応える魅力ある作品を提供し、また社外とのパートナーシップを促進して、株主の皆様に信頼され続ける企業であることを経営の基本方針として事業活動を進めてまいります。」

まとめ

松竹株式会社は、1895年の創業来、日本固有の伝統文化と深く関わり、特に歌舞伎を支え続けています。常に、時代ごとのお客様のニーズや新しい技術を吸収し、変化を続けてきました。今後も、変化を恐れずに新たな挑戦を続け、お客様に良質な映像・演劇のコンテンツを届けていくと思われます。
引用:松竹株式会社 https://www.shochiku.co.jp/

「vision」内 松竹株式会社

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