株式会社ティラドは、主に自動車や産業機械向けの熱エネルギー変換技術を通じて、社会に貢献する企業です。グリーントランスフォーメーション(GX)を軸とした経営方針をとり、地球環境にやさしい持続可能な社会の実現を目指す株式会社ティラドのカーボンニュートラルに向けた取り組みを見ていきましょう。企業の想いに触れ、あなたのキャリアの一歩を後押しする“ヒント”をお届けします。
株式会社ティラド
自動車用ラジエーターおよびオイルクーラーなどの製造販売を目的とし、1936年に株式會社東洋ラヂヱーター製作所として創立され、翌年に川崎工場(のちに製作所に変更)の操業を開始しました。
戦時中の1944年、東洋冷却器株式会社に商号を改め、戦後の1951年には東洋ラジエーター株式会社へと再び商号を変えています。
1988年のアメリカへの進出を機に、90年代にタイやインド、チェコなどの国々に展開していきました。2005年に社名を株式会社ティラドに変更し、現在に至ります。
自動車業界を支える
熱交換器とは、冷却水やオイル、空気などの流体を使って熱エネルギーをやり取りする機器です。ラジエーターなどの熱交換器は、自動車や産業などの各種機械に欠かせない重要な装置です。
ティラドは熱交換技術において先駆的な存在として、創立時より自動車業界に貢献しています。現在の売上高において約70%を自動車用熱交換器が占め、事業の第一の柱としています。さらに二輪車用ラジエータも世界各国で採用され、世界トップシェアを継続中です。
主要取引先は、トヨタ自動車や本田技研工業といった自動車メーカーのほか、小松製作所などの建設・産業機械をつくる企業です。
多分野に展開し、世界に進出
ティラドの売上構成は、自動車用が約70%、二輪車用が約10%、建設・産業・農業機械用は17%です。熱交換器の専門メーカーとして培ってきた技術により、自動車以外の多分野にも対応しており、近年は応用分野 (環境・エネルギー・電子関連) に事業領域の拡大を図っています。
生産拠点は日本国内をはじめ、北米や欧州、アジア、中国など世界5極にあり、グローバルに事業を展開しています。
新しい経営で目指すこと
世界の自動車業界・環境の急速な変化に対応するため、ティラドは4年毎に計画を策定する方針を見直しました。年次ごとに経営目標数値を設定する新方針に基づき、2025年度~2030年度の新経営計画「T.RAD-2025」を発表しました。
企業ビジョンに「GXを実現する企業」を掲げ、グリーントランスフォーメーション(GX)の取り組みとして、熱交換器の開発と拡販を推進する計画です。多様なパワープラントを選択肢として提供するマルチパスウェイが脱炭素実現への近道、との認識が世界で広がっているため、熱交換器ニーズはより多様化かつ増加していくとしています。
ティラドの経営理念
すぐれた熱エネルギー変換技術とサービスの提供により、地球環境にやさしい持続可能な社会の実現に貢献する
環境への取り組みとして、電動化時代に対応した熱交換器製品の開発・供給や製品を作る工程と運搬工程におけるCO₂削減などを挙げています。2050年のカーボンニュートラルの達成を目指す方針です。
まとめ
株式会社ティラドは、1936年創立の自動車部品メーカーです。熱交換器を中心に製品を展開しています。経営理念『すぐれた熱エネルギー変換技術とサービスの提供により、地球環境にやさしい持続可能な社会の実現に貢献する』のもと、グリーントランフォーメーションに取り組む方針です。




