【経営理念-企業ピックアップ】武田薬品工業株式会社

衛生キャップと白衣を着用した研究者が顕微鏡を覗き込む様子。武田薬品工業が「世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献する」という存在意義のもと、革新的な医薬品の研究開発に注力し、スペシャリティ領域を強化していることを示しています。

武田薬品工業株式会社

武田薬品工業の歴史は、1781年(安永10年/天明元年)の大阪・道修町から始まりました。高品質の和漢薬にこだわり、常に仕事に対して誠実に取り組む創業者 初代近江屋長兵衞の姿勢は、武田薬品工業の経営哲学として今日まで受け継がれているそうです。

大型買収でグローバル展開を強化

武田薬品工業は日本の5大製薬会社の1つとして知られ、国内における製薬会社の売上高で1位の座を占めています。
2018年には日本企業による海外企業買収で過去最大規模となる約6兆8000億円で、アイルランド製薬大手シャイアーを買収しました。他にも海外買収をおこないグローバル展開と製品ラインアップの充実を加速させています。現在は売上高世界13位※に位置し、海外の売上高が約9割を占めています。
※2024年版製薬会社世界ランキングAnswers News

がん、希少疾患などスペシャリティ領域にシフト

武田薬品工業は「ベンザブロック」などの一般用医薬品(市販薬)やドリンク・ビタミン剤の「アリナミン」など幅広く事業を展開していましたが、非中核事業を子会社に譲渡するなどし、現在は医療用医薬品(以下 医薬品)が売り上げの9割ほどを占めています。

医薬品においては生活習慣病分野が主力でしたが、前述したシャイアー買収などをきっかけにバイオ医薬品や希少疾患向け医薬品などのスペシャリティ領域を強化しています。有効な治療法がまだ確立されていない疾患や、治療法の選択肢が限られている疾患を持つ人々のニーズに応えるため、「がん」「中枢神経」「消化器」「希少疾患」などの分野に重点をおいているとのことです。

革新的な医薬品をより多くの患者さんに

創業者が遺した経営哲学に従い、武田薬品工業は患者さんや社会のニーズに応え、長期的な価値の創造に取り組んでいるそうです。公式HP「ストーリー」には、重点的に取り組んでいる希少疾患などに関する情報の他、国連財団とのパートナーシップによる「はしか」の予防接種プログラムの報告など、国内外における先進的な事例が数多く紹介されています。

武田薬品工業の企業理念

公式HP「企業理念」には、『私たちは受け継いできた価値観を道しるべとしながら、私たちの存在意義、目指す未来、価値観であるタケダイズム,そして約束を実現していきます。』と記されています。
武田薬品工業は自社の存在意義を次のように定めています。
『タケダは、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献するために存在します。』

まとめ

240年以上続く大手製薬会社の武田薬品工業株式会社は、『タケダは、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献するために存在します。』という存在意義を掲げ、グローバル化を進めるとともに非中核事業を整理し、スペシャリティ領域を強化しています。

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