【経営理念-企業ピックアップ】株式会社ほぼ日

白い無地のノートと鉛筆のクローズアップ。株式会社ほぼ日が「夢に手足を。」という社是のもと、企画や販売を通して「いい時間」を提供し、「ほぼ日手帳」などのコンテンツで人々の夢の実現をサポートする企業であることを象徴しています。

株式会社ほぼ日

株式会社ほぼ日は、コピーライターの糸井重里氏が1979年に創業しました。ほぼ日では「ほぼ日手帳」などの商品、イベントなど、すべてをコンテンツとしてとらえ、コンテンツの企画や販売を通して「いい時間」を提供するとしています。また、人々が集まる「場」を創造しており、運営するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」やギャラリーショップ「TOBICHI」など、多様な「場」を展開しています。

糸井重里氏が主宰する「ほぼ日刊イトイ新聞」

「ほぼ日刊イトイ新聞」は、映画「もののけ姫」の『生きろ。』や、新潮文庫の100冊のキャンペーンコピー『想像力と数百円』など、数々の名コピーで知られるコピーライター糸井重里氏が1998年に始めたウェブサイトです。

糸井氏が執筆する「今日のダーリン」や、各界で活躍されている方へのインタビュー、配信などの他、インターネット通販「ほぼ日ストア」や「TOBICHI」など、ほぼ日がおこなっている事業に関する情報も掲載されています。

「ほぼ日手帳」国内外で販売されているロングセラー

「ほぼ日手帳」は、使用する人が自由に使うことを想定した手帳です。「ほぼ日手帳」のHPには、趣味や日記、勉強の記録などユーザーによるさまざまな使い方が紹介されています。

ほぼ日の売上高の65.6%は「ほぼ日手帳」によるもので、100以上の国と地域で販売されています。「ほぼ日手帳」の売上高49億4200万円の内、海外での売り上げは52%と半数以上を占めています。

看板商品「ほぼ日手帳」のアプリを開発

2024年8月期通期決算 決算発表説明資料によりますと、ほぼ日では国内外における「ほぼ日手帳」の継続的な売上増を見込んでいるとのことです。また「ほぼ日手帳」のアプリ開発にも着手するそうで、紙の手帳のコンセプトはそのままに、毎日の記録が楽しめるアプリにするとのことです。

ほぼ日の社是

ほぼ日は、大切にしている考えと、どのようなことをする企業なのかを社是で表し、社会に向けて公式HPで宣言しています。ほぼ日の社是は以下の通りです。
『夢に手足を。』
この社是について、糸井氏はハヤカワ五味さんとの対談で次のように説明しています。
『これはほぼ日の仕事の土台になるようなことばです。
夢は夢のままではどうしようもなくて、それを実現するには「手足」が必要だよ、ということを言っています。』

まとめ

糸井重里氏が創業した株式会社ほぼ日は、『夢に手足を。』を社是とし、人々が集う「場」の創造や、「ほぼ日手帳」などのコンテンツによる「いい時間」の提供を事業としています。

引用:株式会社ほぼ日 https://www.hobonichi.co.jp/

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