【経営理念-企業ピックアップ】株式会社薬王堂ホールディングス

美と健康に貢献する経営理念を持つ薬王堂ホールディングスをイメージさせる調剤薬局で働く従業員の画像

株式会社薬王堂ホールディングス

ドラッグストア・調剤薬局の運営会社である株式会社薬王堂ホールディングスの歴史は、1978年に開業した「都南プラザドラッグ」から始まります。1981年に有限会社薬王堂が設立され、10年後の1991年に株式会社へ組織変更されました。

東北の人々の暮らしを支える

『地域の皆様の美と健康と豊かな暮らしに貢献する』ことを使命に掲げる薬王堂ホールディングスは、2025年7月時点で、ドラッグストア「薬王堂」を主に東北地方で409店舗展開しています。また暮らしを支える取り組みとして、食品や日用品のプライベートブランド「ALL WAY BASIC」や、スキンケアブランド「and OHU」など、オリジナル商品も多数販売しています。

スキンケアシリーズ「and OHU(アンオフ)」が高評価

薬王堂が販売する「and OHU」は、岩手県に研究開発拠点兼自社工場(奥州ラボ)を構える株式会社ファーメンステーションとの共同開発によって誕生したブランドで、地元東北の未利用素材を活用した循環型スキンケア製品です。
「and OHU」は「ソーシャルプロダクツ・アワード2023」において循環型のモノづくりが評価され、ソーシャルプロダクツ賞を受賞しています。また、日本ならではの魅力があり、世界に発信したい商品として「OMOTENASHI Selection 2024」を受賞するなど、さまざまな観点から高い評価を受けています。

関東に出店し5年間で450店舗、売上高3,000億円を目指す

薬王堂ホールディングスは、かねてより東北地方でドミナント戦略による店舗展開をしていますが、2025年4月に公表された中期経営計画では新規エリアとして関東地方への出店もおこなっていく方針を示しています。2030年2月期までに、過去最高の出店数を毎年更新しながら、5年間で店舗数を450店舗へ拡大する計画です。
上記出店戦略の他に、店舗レイアウトの標準化や売り場の固定化といった店舗戦略や、納品時間の拡大によるセンター運営費やトラックの削減を目指した物流戦略を策定しています。
これらの施策により薬王堂HDは売上高3,000億円の達成を目指しており、2030年2月期には売上高3,200億円という数値計画を掲げています。

薬王堂ホールディングスの経営理念

01 お客様に喜んで戴ける店を作ろう

02 適正な収益を確保しよう

03 社員の生活を向上させよう

04 会社の永続的繁栄に努力しよう

05 我々は力をつけて世の中に奉仕し人間性の向上に努めよう

まとめ

株式会社薬王堂ホールディングスは、東北地方を基盤とするドラッグストア・調剤薬局の運営会社です。『地域の皆様の美と健康と豊かな暮らしに貢献する』を使命とし、プライベートブランドの食品・日用品や共同開発したスキンケアブランド「and OHU」などのオリジナル商品も取り扱っています。今後は過去最高数の出店を更新しつつ関東地方へ進出していく方針で、売上高3,000億円の達成を目指すとしています。

株式会社薬王堂ホールディングスの公式サイトはこちら

株式会社薬王堂ホールディングスの情報詳細はこちら

関連記事

  1. 黄色の背景に体温計、青いマスク、錠剤などが置かれている様子。地域に根差したヘルスケアセンターとして、医薬品の販売や調剤薬局事業を展開するカワチ薬品を象徴するイメージ。

    【経営理念-企業ピックアップ】株式会社カワチ薬品

  2. 【経営理念-企業ピックアップ】株式会社ノジマ

  3. 【経営理念-企業ピックアップ】ダイダン株式会社

  4. 【経営理念-企業ピックアップ】カゴメ株式会社

  5. 高級感のある赤と黒のツートンカラーの車の内装。豊田合成が「限りない創造 社会への奉仕」という理念のもと、合成樹脂・ゴムの技術で自動車の「安心」「安全」「快適」に貢献する高品質な部品を開発・製造していることを象徴しています。

    【経営理念-企業ピックアップ】豊田合成株式会社

  6. 様々な食品が詰められたプラスチック製弁当容器の数々。エフピコが国内食品容器の最大手として、年間2,000以上の新製品開発を行い、食品トレーのリサイクルで業界をリードしながら、日本の食生活を彩る製品を提供していることを示唆しています。

    【経営理念-企業ピックアップ】株式会社エフピコ