株式会社良品計画
株式会社良品計画は、1989年に設立されました。無印良品の企画開発、商品調達、流通・販売のほか、レストランの運営なども行っています。
無印良品
無印良品は、衣類・雑貨・食品・住宅を販売するブランドです。「しるしの無い良い品」というコンセプトの下、「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡素化」の3原則に則って生産されているそうで、同ブランドの商品は、「シンプル」「高品質」が特徴となっています。他社商品にないそのシンプルなデザインは国内外に衝撃と共感をもって受け入れられ、全世界で1000店舗以上、7000以上のアイテムを展開しているとのことです。
地域の活性化に貢献
良品計画では、食を通じた地域の活性化を目指して、様々な取り組みが行われているそうです。
レストラン運営はその一環であり、同社は「Café&Meal MUJI」「MUJI Diner」を運営しています。全国展開されている「Café&Meal MUJI」では、地場の旬の食材を使った料理が提供されているほか、銀座にある「MUJI Diner」では日本のローカルフードを使用したイタリア料理が提供されています。
また、自治体や生産者などと共に、農畜水産物や田畑などの地域資源の活用にも取り組んでいるそうで、交流施設の運営や地域産品の開発、農地保全にも貢献しています。
2030年ビジョン「日常生活の基本を担う」「地域への土着化」
良品計画は、提供する商品・サービス・活動を通して、資源循環型・自然共生型の社会、持続可能な社会への貢献を目指しています。同社は、2021年に「第二創業」を掲げ以下の基盤構築に取り組み、2030年ビジョンの実現を目指しています。
・日常生活の基本を支える最強で最良の基本商品群と調達・生産体制の完成
・個店経営を軸とした地域密着型の事業モデルが完成し、全国津々浦々への出店を実現
・自発的な組織風土による、各店・各国・地域の自律的成長の実現
・個店経営と土着化を支える事業基盤の完成
企業理念
「人と自然とモノの望ましい関係と心豊かな人間社会」を考えた商品、サービス、店舗、活動を通じて「感じ良い暮らしと社会」の実現に貢献する。
まとめ
株式会社良品計画は、無印良品の企画開発・販売や、レストラン運営などを手掛ける企業です。「しるしの無い良い品」というコンセプトの下で生み出される商品は、「シンプル」「高品質」を魅力としており、国内外の多くの人々から支持されています。また、レストラン運営においては、地場食材や日本のローカルフードを使用した料理を提供するなど、地域の活性化にも貢献しています。良品計画は、これからも優れた商品と地域に根差したサービスで、人・自然・モノが調和した社会を目指していくと思われます。
引用:株式会社良品計画 https://ryohin-keikaku.jp/